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『スター・ウォーズ』映画2作が製作棚上げ

宇宙のチリになって消えた…
宇宙のチリになって消えた… - Lucasfilm Ltd. / Twentieth Century / ゲッティ イメージズ

 映画『スター・ウォーズ』シリーズにおいて、『ワンダーウーマン』シリーズのパティ・ジェンキンス監督がメガホンを取る新作『ローグ・スクワドロン(原題) / Rogue Squadron』と、マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギが手掛ける新作の計2作が製作棚上げとなったという。Varietyが報じた。

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 『ローグ・スクワドロン(原題)』は、新世代のスターファイター・パイロットたちを主人公にした物語。2023年12月22日の全米公開が予定されていたが、ジェンキンス監督が他プロジェクトで多忙を極めていたこともあって先行きが不透明になり、昨年9月には公開日が消滅していた。ファイギの新作は、ドラマ「ロキ」や『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』の脚本家マイケル・ウォルドロンが執筆作業に入っていた。しかし関係者によると、今やそのどちらも、企画開発は行われていないとのこと。ディズニーは今回の件についてコメントしていない。

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 4月初旬にロンドンで開催される公式ファンイベント「スター・ウォーズ・セレブレーション」では、2025年12月公開の新作映画が発表されるとみられている。まだ生き残っている企画では、『ソー:ラブ&サンダー』や『ジョジョ・ラビット』のタイカ・ワイティティ監督の新作映画(タイカは出演もする見込み)や、ルーカスフィルムによる正式発表はまだながら、「ミズ・マーベル」のシャルミーン・ウベード=チナーイがメガホンを取る新作もある。『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』のライアン・ジョンソン監督も新たな3部作を手掛ける予定だが、現在は『ナイブズ・アウト』シリーズ第3弾に専念しており、実現にはまだまだ時間がかかりそうだ。

 ディズニー/ルーカスフィルムは近年、『スター・ウォーズ』シリーズに関しては「マンダロリアン」「キャシアン・アンドー」「オビ=ワン・ケノービ」などDisney+配信用のドラマシリーズに力を入れてきた。最後に公開された劇場映画は、2019年の『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』となる。(編集部・市川遥)

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