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RIKACOの次男・渡部蓮、ゴジラに感謝 実写ドラマ「モナーク」で役者デビュー「大変光栄に思います」

『ゴジラ』実写ドラマで俳優デビューした渡部蓮 - 画像提供 Apple TV+
『ゴジラ』実写ドラマで俳優デビューした渡部蓮 - 画像提供 Apple TV+

 タレントのRIKACOと俳優の渡部篤郎の次男・渡部蓮が、Apple TV+配信の海外ドラマ「モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ」で俳優デビューを果たした。東宝の人気怪獣・ゴジラやキングコングが存在する作品群「モンスター・ヴァース」初の実写ドラマで、メインキャラクター・ケンタロウを演じる渡部がリモートインタビューに応じ、本作出演の経緯や日本での撮影について語った。

【画像】父そっくり!渡部蓮の父・渡部篤郎

 「モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ」は、ハリウッド版『GODZILLA ゴジラ』(2014)などに登場する未確認生物特務機関・モナーク(MONARCH)の謎に迫る全10話のドラマシリーズ。ケンタロウは、失踪した父を探す女性・ケイト(アンナ・サワイ)と出会う日本人で、モナークの謎や家族の隠された過去を解き明かすため、元軍人リー・ショウ(カート・ラッセル)に接触する。

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 映画に影響されて役者に興味を持った渡部は、長期間のオーディションを経てケンタロウ役を勝ち取った。本作との出会いは「偶然の出来事でした」と表現する。「以前は飲食店でアルバイトしていて、オーディション期間中も掛け持ちしながら働いていました。役者の道に対する強い意思はいつも持っていたので、こうして形になったのは本当に幸運でした」

 「家族の影響も多少ありますが、自分の答えがないと、この仕事はできないと思うんです。自分がやりたいと思う場所で、素直に自分から挑戦するようにしてきました」と渡部。ケンタロウという人物も、素直に演じることを意識したという。「同じ日本人っていうこともあり、表現したいことはたくさんありました。それがしっかり伝わっているかどうかは、ドラマを観たみなさんに判断していただきたいです」

日本で撮影されたケンタロウたちのシーン - 画像提供 Apple TV+

 第1話には日本で撮影されたシーンが多く収録されている。ロケは1週間ほどだったそうだが、渡部は「日本の街中での撮影はリアリティーが出ますし、とても大事なこと。日本で撮影できたことはすごく光栄でした」と故郷での撮影を喜ぶ。また、海外で日本のセットを組んで撮影する際は、日本の表現に違和感がないか、意見を出すことも多かったという。「例えば、第1話でケンタロウとお母さんが住んでいた家は当初、玄関が畳だったんです。自分も『これはちょっと違うよね』と言うようにしていました」

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 「ゴジラが存在したからこそ、この作品に関わることができました。日本人として海外でチャンスをいただけたこと、大変光栄に思います」とゴジラとの出会いに感謝した渡部。「チャンスがある中で一生懸命に演じること。与えられた役と素直に向き合い、表現できる人間になりたい」と意気込んでいた。(取材・文:編集部・倉本拓弥)

「モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ」はApple TV+にて独占配信中(2024年1月12日まで毎週金曜日新エピソード配信)

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