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ベネディクト・カンバーバッチ、役者を目指す人へ金言「失敗は学び、自分であれ」

来日中のベネディクト・カンバーバッチ
来日中のベネディクト・カンバーバッチ

 映画『ドクター・ストレンジ』やドラマ「SHERLOCK(シャーロック)」などで知られる俳優ベネディクト・カンバーバッチが8日、千葉・幕張メッセで開催中の「東京コミコン2023」セレブステージに登場。事前に募集したファンからの質問に答えながら、役者を目指す人たちへ金言を伝えた。

【画像】世界一豪華な鏡割り!オープニングセレモニーの様子

 登場からノリノリなカンバーバッチは、自身のようになりたい俳優志望のファンから「俳優としてのキャリアを叶えるためにした努力や、心がけていることはありますか?」という質問に対して、「他の誰かになろうとしないこと。(誰かの)真似はしない」と回答。「(役者を始めたのは)生活のためでしたが、情熱をもって好きなことができるということで、非常に幸せでした。機会や運に恵まれたところもありましたが、運の先にあるものは、努力をして(掴んで)ここまで来ました」と自身のキャリアを振り返りながら語る。

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 「失敗を恐れないこと。失敗は学びです。そして、自分であれ。自分しか自分にはなれない。挑戦し続けてください」と続けたカンバーバッチ。説得力ある言葉に、会場からは大きな拍手が巻き起こった。

客席に向かって手を振るカンバーバッチ

 カンバーバッチといえば、映画・ドラマだけでなく「ハムレット」「フランケンシュタイン」など舞台俳優としても活躍している。新作舞台の予定を問われると、「ありますが(詳しくは)教えられません」と言葉を濁しながら、「私自身も舞台をやりたいとずっと思っているので、新しい作品を準備していることだけは伝えておきます」と期待をあおった。

 サービス精神旺盛なカンバーバッチは、「SHERLOCK(シャーロック)」の考えるポーズを生披露したり、カメラ目線でウインクを決めるなど、わずか15分のステージでも観覧客を存分に楽しませていた。(取材・文:編集部・倉本拓弥)

「東京コミコン2023」は12月10日まで幕張メッセで開催中

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