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見上愛、映画単独初主演!『不死身ラヴァーズ』構想10年でついに実写化

『不死身ラヴァーズ』ティザービジュアル
『不死身ラヴァーズ』ティザービジュアル - (C)2024「不死身ラヴァーズ」製作委員会 (C)高木ユーナ/講談社

 Netflixシリーズ「幽☆遊☆白書」や大河ドラマ「光る君へ」など、話題作への出演が続いている女優の見上愛が、松居大悟監督の最新作『不死身ラヴァーズ』(5月10日公開)で映画単独初主演を務める。

【画像】「不死身ラヴァーズ」原作はこんな感じ

 原作は、連載時から“今までに読んだことがないジャンル”と漫画ファンの間で話題になった高木ユーナ著の漫画「不死身ラヴァーズ」(講談社「別冊少年マガジン」所載)。ヒロイン・りのが運命の相手と信じ追いかけるじゅんは両想いになった瞬間この世から消えてしまうが、人生の中で2人は何度も出会い、その度に両想いとなる。決してあきらめない真っすぐな“好き”が起こす奇跡とは……。

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 構想10年、長きに渡り「諦めることができなかった」という松居監督が実写映画化を実現。ヒロインの“りの”を見上が、運命の相手・じゅんを劇団 EXILE佐藤寛太が演じ、青木柚前田敦子神野三鈴らが脇を固める。脚本は『海月姫』『長いお別れ』などの大野敏哉と松居監督の共同となる。

 初めて原作と出逢った時からずっと主人公の二人に強く惹かれていたという松居監督は「完成した作品を観て、あぁやっと二人に出逢えたと思いました。今回、演じてくれた見上愛さん、佐藤寛太さんとの出逢いも含めて、これまでの時間は必要だったのかもしれません」と述懐し、ようやく制作できた喜びと共に「好きは無敵。諦めることなんてできなくて、この10年で積み上げてきたものをすべて捨てて挑みました」と作品への覚悟を語った。

 松居監督のファンだったという主演の見上は、「高校生時代、お休みの日は TSUTAYA で松居さんの作品を借りて1日中観ていました! 当時の私が知ったら、気が動転して家中走り回っていたと思います(笑)」と明かし、「りのの真っ直ぐで屈託のない"好き"という気持ちが、目の前のじゅんくんに、そして観てくださる方々に伝わるように、がむしゃらに生き抜いた撮影期間でした。わたし自身も、りのというキャラクターやこの作品自体に救われた部分があります」と撮影を振り返った。

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 併せて公開されたティザービジュアルは、主人公・りのの弾ける笑顔が収められており、運命の相手・甲野じゅんへのまっすぐな想いが込められた「“好き”は無敵。」のキャッチコピーが添えられている。(高橋理久)

見上、佐藤、松居監督、高木ユーナ(原作者)のコメント全文は以下の通り。

見上愛(長谷部りの)

ずっと観ていて、何度も心動かされた松居大悟監督の作品に出演することが出来て、とても光栄です。
高校生時代、お休みの日は TSUTAYA で松居さんの作品を借りて1日中観ていました!
当時の私が知ったら、気が動転して家中走り回っていたと思います(笑)
りのの真っ直ぐで屈託のない"好き"という気持ちが、目の前のじゅんくんに、そして観てくださる方々に伝わるように、がむしゃらに生き抜いた撮影期間でした。
そしてそのりのを、あたたかい座組の皆さんに見守って頂いた大切な日々でした。
私自身も、りのというキャラクターやこの作品自体に救われた部分があります。
ついつい、器用に上手に生きたくなってしまうけれど、不器用で下手くそでも一生懸命生きていれば万々歳だな、と。好きという気持ちは偉大だし、とんでもないエネルギーを秘めているんだな、と。
なので、ハッピーな方はもちろん、ちょっと最近お疲れの方や、元気不足の方にも届いて欲しい作品です。
是非、公開を楽しみにお待ちください!

佐藤寛太(甲野じゅん)

身体の底からエネルギーが漲って、全能感に脳が酔いしれる。
目に映る全てが美しく、吸い込む空気は幸せに満ちていて、生きてることを全身で実感する。
きっと恋に落ちることは魔法にかけられるということだ。

笑うとパッと華が咲いたように輝く、
長谷部さんのまっすぐな眼差しがとても素敵で、目が離せなくて。
いつもどう接して良いか分からなくて、
でも一緒にいたくて、居心地が良くて。

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松居さんがつくる世界が大好きだから、期待に応えたくて。
友達のお兄ちゃんみたいに接しやすいけど、
現場では淡々ともう一回って言うし、
台本を読んでも分からなくて、
現場になっても分からなくて、
何が違うんだろ。大丈夫かな。
なんて思いながらも一緒に仕事ができてるのが、嬉しくて、嬉しくて。

理想と現実の果てしない差を生きる僕たちは、ものすごくダサくて、ありえないほどカッコ悪い。いつだって僕には、分からないことが分かっただけで、
自分と相手との境界線でどこに線をひいたらいいのか、正解なんて来る日は無いのかもしれない。

最後に全力疾走で会いたい人のもとへ向かったのはいつだろう。
どこまで行っても初心者な僕たちは、みじめに失敗して傷ついて、悔やみきれなくて、それでも立ち上がるしかなくて。
何度でも立ち上がるしかなくて。
エンドロールが終わったとき、思い浮かんだ相手に駆け出したくなる。
初めてこの作品を観た時、未だかつて無いほど恥ずかしくて、言葉が出ませんでした。
僕はこれから先、この映画に救われつづけて何度も立ち上がる手がかりにしたいと思います。

松居大悟(監督・共同脚本)

10年近く暗がりにいたのは、このふたりに出会うためだったんだなと思います。
この出会いが明るいところへ連れてってくれました。
そして高木ユーナ先生、お待たせしてしまってすみません。
"りの"と"じゅん"にようやく会えました。
みんなも会ってほしいです。

高木ユーナ(原作)

「不死身ラヴァーズを映画にしたい」松居監督にそう言われたのはもう 10 年以上前になります。
それからずっと…連載が終わっても…松居監督は不死身ラヴァーズの事を大切に考えてくださってました。
私以上に作品を愛してくださっている監督の不死身ラヴァーズ…最高にならないわけがなく、初鑑賞中はあまりの素晴らしさに自分の血が沸騰する音が聞こえました。
10 年の月日がかかりましたが、これはこの作品が見上さんと佐藤さんに出会うために必要な月日だったと思います。これ以上のキャスティングは本当にありません。
また映画では原作と男女が逆転しています。元より私の描いた不死身ラヴァーズも性別に拘りはなく、甲野と長谷部が男女、女男、男男、女女、虫になろうが花になろうが魂が二人でさえあれば不死身ラヴァーズなので男女逆転は全く違和感ありませんでした。
この映画でまたこうして甲野と長谷部、そして田中に会えて本当に幸せです。

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