ティモシー・シャラメが東京に降臨!日本語で「観てね~」呼びかけ

伝説的ミュージシャン、ボブ・ディランの若き日を描く伝記映画『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』(2月28日公開)に主演するティモシー・シャラメが8日、麻布台ヒルズアリーナで開催された「SPECIAL RED CARPET in TOKYO」に出席。ファンから黄色い歓声を受けた。ティモシーの来日は約1年半ぶり2回目となる。
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本作は「ライク・ア・ローリング・ストーン」など数々の名曲を生み出し、世界に影響を与え続ける伝説的ミュージシャン、ボブ・ディランの伝記ドラマ。1960年代のアメリカ・ニューヨークの音楽シーンを舞台に、ミネソタ出身の無名ミュージシャンだった彼がスターダムにのし上がるさまを描く。
ティモシーは首から愛らしいぬいぐるみを下げて会場に入ってくると、抽選で選ばれた約250名のファンや報道陣が待ち受けるレッドカーペットを、手を振りながら闊歩。歓声があがる中、約30分間ファンとの交流を楽しみ、写真撮影やサインにも気軽に応じた。

ティモシーは「日本に戻ってこれて嬉しいです。前回来てくれたファンにもまた会えました。僕はボブ・ディランのファンが日本にもたくさんいることを知っています。この映画を観ていただければ、ボブ・ディランがいかにインパクトのあるアーティストであったかをすぐわかっていただけると思います」と笑顔であいさつした。
ステージ上にはボブ・ディランが当時愛用した同じ型のアコースティックギターも用意され、ティモシーは感慨深げにギターを眺めて「本当に美しいギターです」と呟く場面も。自身もボブ・ディランの音楽に魅了された一人だと明かし、「僕自身、彼から言葉にできないほど強いインパクトを受けました。僕の人生を変えてくれたアーティストでもあります。この映画に関わることは自分のミッションであると思って参加していました。みなさんに観てもらえると嬉しい」とアピールした。
フォトセッションを終えた後は、再びファンに手を振り、少したどたどしいながらもキュートな声で「(映画を)観てね~」と日本語で呼びかけてファンを喜ばせた。(取材・文:名鹿祥史)