稲垣吾郎、舞台ハリー・ポッター役に決定!7月より出演

稲垣吾郎が、舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」日本版で7月よりハリー・ポッター役を務めることが明らかになった。稲垣は上演4年目の同役を演じるにあたり、「ハリーは多くの方が演じてきた役ですので、世界観は崩さずに、けれど自分がやるからには新しい「ハリー・ポッター」をお届けしたいと思います。回を重ねて自分のライフワークの作品にできたら嬉しいです」とコメントを寄せている。
TBS赤坂ACTシアターにてロングラン上演中の同舞台は、小説「ハリー・ポッター」シリーズの作者であるJ.K.ローリングが、ジョン・ティファニー、ジャック・ソーンと共に舞台のために書き下ろしたシリーズ8作目の物語。小説の最終巻から19年後、父親になった37歳のハリー・ポッターとその息子・アルバスの関係を軸に描かれる。2022年に開幕した東京公演は総観客数110万人を突破、通算公演数1100回を達成。これまでハリー・ポッター役を藤原竜也、石丸幹二、向井理、藤木直人、大貫勇輔らが演じており、6月公演までは平方元基、吉沢悠が演じる。
稲垣は「サンソン -ルイ16世の首を刎ねた男-」(2021・2023)、「恋のすべて」(2022)、「多重露光」(2023)など多くの舞台を踏み、4度目のベートーヴェンを演じた舞台「No.9 -不滅の旋律-」が幕を下ろしたばかり。
稲垣吾郎が出演する7月~10月のチケットは、3月29日午前11時からTBSチケット、ホリプロステージで先行発売。4月12日から一般発売が開始される。
稲垣のコメント全文は下記の通り。(石川友里恵)
稲垣吾郎
ハリー役をいただき、嬉しかったです。「ハリー・ポッター」といえば世界中で老若男女から愛されている偉大な作品ですので、本当に光栄なことだと思っています。
以前観劇させていただきましたが、今までに観てきた舞台とは全く違うエンターテイメントでしたので、舞台とはここまで進化したものなのかと興奮したのを覚えています。ストーリーもわかりやすく、父と息子の話ということで感情移入して観ることができました。何よりイリュージョンが素晴らしく、まだシリーズを見たことがなくても、舞台をきっかけに「ハリー・ポッター」の世界に誘われ、魅了される方も多いと思います。
ハリーは多くの方が演じてきた役ですので、世界観は崩さずに、けれど自分がやるからには新しい「ハリー・ポッター」をお届けしたいと思います。回を重ねて自分のライフワークの作品にできたら嬉しいです。少年期のハリーは思い立ったらすぐに行動して、突っ走ってしまうところがあります。居ても立ってもいられず行動してしまい、好きなことを追及して周りが見えなくなってしまうところは、自分と通じるかなと思います。
舞台に立つのがとても好きなので、誰よりも自分自身が楽しみにしています。舞台でお客様に会えるということは僕にとって特別なこと。お客様と心を響き合わせ、感じ合いながら一緒に作っていきたいと思っています。ぜひ劇場へお越しください。


