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南沙良主演『愛されなくても別に』公開決定!毒親に依存される主人公に

人生に希望を持てない主人公を演じる南沙良。
人生に希望を持てない主人公を演じる南沙良。 - (C) 武田綾乃/講談社 (C) 2025 映画「愛されなくても別に」製作委員会

 武田綾乃が吉川英治文学新人賞を受賞した原作「愛されなくても別に」の映画化が決定し、南沙良が主演を務めることが発表された。7月4日に公開予定となる。

【画像】南沙良インタビューカット集

 浪費家の母親に依存され、“フツー”とはかけ離れた大学生活を送る宮田陽彩が、バイト先の同級生・江永雅と出会ったことで人生が大きく変わっていくさまを描く。本作で監督と脚本を手掛けるのは、日本人最年少での第70回カンヌ国際映画祭シネフォンダシオン部門に短編映画『溶ける』を正式出品した、注目の若手監督である井樫彩。長編映画4作目となる井樫は、「映画にはならないような、劇的とは程遠い、表現という手段からこぼれ落ちてしまうような小さな小さな傷や痛み。それらをこぼすことなく映画に閉じ込めたい、と思いながら制作しました」本作にかける思いを語った。

 南が演じるのは毒親に振り回される主人公・宮田陽彩(みやた・ひいろ)。寝る間もなくアルバイトや家事に追われ、人生に一度も期待を抱いたことのない大学生を演じる。緩やかな絶望の中を生きる主人公を「抱きしめてあげたくなりました」を語った南は、「誰かと出会うこと、何かを失うこと、なにかを信じること。ただ生きることがこんなにも難しいこの世界で、未来を見ることが出来なくても、今を生き抜く力を持てたら、と強く思えた作品でした」と作品をアピールした。(今井優)

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