ゴルゴ13、“素人スパイ”ラミ・マレックにエール『アマチュア』特別ビジュアル公開

『ボヘミアン・ラプソディ』のラミ・マレックが主演を務める新作映画『アマチュア』(全国公開中)と、さいとう・たかをの人気漫画「ゴルゴ13」がコラボレーションした特別ビジュアルが公開された。あわせて、「ゴルゴ13」を制作するさいとう・プロダクションが、ラミ演じる主人公・チャーリーに向けた激励メッセージを寄せた。
『アマチュア』は、最愛の妻の命を奪った国際テロ組織への復讐に挑むCIA分析官チャーリー・ヘラーの姿を描いたアクションスリラー。暗殺経験も戦闘能力もゼロのチャーリーは、CIA最高のIQを誇る知能をフル活用し、誰も予測できない方法でターゲットを追い詰めていく。
そんな素人スパイのチャーリーにエールを送ったのが、超A級の狙撃手・ゴルゴ13だ。本名や年齢、国籍、経験等は一切明かさないゴルゴ13は、まさに“プロフェッショナルな殺し屋”で、どんなに無茶な依頼も鮮やかかつ洗練された狙撃の技術で成功させる。
さいとうの遺志を継ぎ、「ゴルゴ13」の連載を継続しているさいとう・プロダクションは、チャーリーについて「さいとう・プロダクションが日々制作を続ける『ゴルゴ13』というキャラクターは、高額の報酬で標的の狙撃を請け負うプロですが、非常に安い額で依頼を受けることがたまにあります。そんな時彼は、情にほだされたりしているのではなく、ただ依頼人がその額を用意するのにどのくらいの犠牲を払ったのかという『本気度』を計っている気がします。その意味で、確実なプロに依頼するのではなく自らの手による復讐を誓った本編の主人公の『本気』には敬意を表します」とコメント。「そして以下に、命のやりとりに関するゴルゴのセリフを引用して主人公へのエールとしたいと思います。『この世界は、病的な用心深さと、それ以上の臆病さを持ちあわせている奴だけが、生き残れる資格を持っているのだ…………』」と激励した。(編集部・倉本拓弥)