「魔物」初回からヤバすぎる!塩野瑛久の魔性ぶりにハマる

麻生久美子主演のテレビ朝日系ドラマ「魔物」(毎週金曜よる11:15~※一部地域を除く)の初回が18日に放送され、放送前から期待が集まっていた塩野瑛久のミステリアスな魔性ぶりに沼る視聴者が続出した(※一部ネタバレあり)。
テレビ朝日がドラマ「六本木クラス」「スカイキャッスル」に続き、韓国の大手スタジオ・SLLとタッグを組む本作。孤独な弁護士・華陣あやめ(麻生)と、彼女が弁護を請け負う殺人事件の容疑者・源凍也(みなもと・いてや/塩野)との禁断の愛を軸に、不倫、DV、性など愛と欲望にまつわる過激なテーマ、満たされない人間たちの歪んだ人間模様が描かれる。
~以下、初回のネタバレを含みます~
初回は、なぜかあやめが法廷で被告席に座る場面からスタート。あやめの先輩弁護士である今野昴(大倉孝二)は殺人罪に対して無罪を主張……といきなり大きな謎が提示された。そして物語は遡り、あやめが女性団体の理事でもある実業家・最上陽子(神野三鈴)、陽子の家の離れに暮らす源夏音(北香那)、陽子の夫で大学教授の名田奥太郎(佐野史郎)と癖の強い面々が続々登場。
中でも強烈なのが夏音。腕には痣があり、凍也に暴力を振るわれているようにも見えるが、あやめに助けを求めたかと思えば撤回したりと情緒不安定。凍也には「死んでもあなたを裏切らない」と言いながらも、奥太郎やその息子で凍也の友人でもある潤(落合モトキ)とただならぬ関係にある模様。また、あやめにお土産にと持たせた野菜袋からカエルが飛び出した際には「わざと?」「嫌がらせ?」と視聴者をモヤモヤさせていた。
そんななかであやめが出会うのが凍也。登場したのは放送から20分を過ぎたころで、助けを求めて電話をしてきた夏音との待ち合わせ場所に現れた。夏音ではなく疑惑の夫が現れ驚くあやめに、「酔って大げさに言っただけ」という凍也。頬には血がついていて「よくケガするんです…」と言い訳をする彼は限りなく怪しいが、あやめが自転車と衝突しそうになった際には身を挺して助け、自宅まで送ろうとするなど紳士に変身……とまるでつかめない。
とりわけ注目を浴びたのが、あやめが偶然凍也と再会したときのこと。今度は爽やかな白シャツを着用しており、「あなたに話したくなる気持ちがわかる」「いつもそうやって怒っているんですか? もっと笑ったら?」「見てみたいなもっと他の顔を」とスルリとあやめの心の隙間に入ってくる。“犬には好かれるけど人間には嫌われる”と話す彼にもあやめはシンパシーを覚えている様子で、犬と戯れる凍也の「あどけない笑顔」や「白シャツの破壊力」「吸い込まれそうな目」に魅了される声が相次いだ。
また、スプリンクラーが動き出して突然“相合傘”が展開されると「めっちゃ韓ドラ展開」「韓国ドラマらしい」「出た傘!」「絵になる二人だから許される」など韓国の恋愛ドラマを連想する声も多く見られた。
ラストはあやめと凍也が弁護士と容疑者として対面するシーンと、被告席に座るあやめが衝撃的な言葉を放つシーンが重なるように映し出され、不穏な展開に。次週予告ではあやめと凍也の怒濤のキスシーンが映し出され、官能的なラブシーンが期待される。(石川友里恵)