元キンプリ・岩橋玄樹、映画初出演！ファンタジーホラー『男神』で英語シーンも
アイドルグループ・King&Prince の元メンバーで現在はアーティストとして活躍中の岩橋玄樹が、遠藤雄弥主演のファンタジーホラー映画『男神』に出演することが明らかになった。岩橋にとって初の映画出演となり、役柄は明かされていないが劇中、英語のシーンもあるといい、岩橋は「普段アメリカ・ロサンゼルスに住んでいる僕だからこそ表現できるキャラクターだったので、自然に演じることができました」とコメントを寄せている。また、公開日が9月19日に決定した。
原案は、2020年に「日本（美濃・飛騨等）から世界へ！映像企画」で入選し、YouTubeチャンネル「怖い話 怪談 朗読」で朗読され話題を呼んだ八木商店の作品。撮影地となる日進市の協力を得てオリジナルストーリーとして映画化される。監督は、アレクサンドル・ソクーロフ監督のロシア映画『太陽』（2005）にメイキング監督として参加し、監督作に『レミニセンティア』（2016）、『ソローキンの見た桜』（2019）などがある井上雅貴。
縄文から続く荒ぶる神。年少の男子を生贄として捧げた事から、「男神」と呼ばれ、その実態は誰も知らず、伝説の神として言い伝えられていた。新興住宅地の日星市、建設会社で働く和田は建設途中で埋蔵文化財を見つける。その数日後、不思議なことが起こった。工事現場に深い穴が出来、街の少年、和田の息子も神隠しのようにいなくなってしまった。その穴の先は不思議な森に繋がり、そこでは美しい女性達が着物や巫女の姿で男神を鎮めるための怪しげな儀式をしていた……。
主人公の和田を『ONODA 一万夜を越えて』などの遠藤雄弥、その妻でヒロインの巫女女役に元宝塚歌劇団雪組の男役スター、彩凪翔がふんするほか、須田亜香里、カトウシンスケ、沢田亜矢子、加藤雅也（特別出演）、山本修夢、塚尾桜雅、アナスタシア、すずき敬子、大手忍、チャールズ・グラバー、藤野詩音、清水由紀（友情出演）、永倉大輔（友情出演）らの出演が決定している。
岩橋は、2021年3月31日をもってKing ＆ Princeとしての活動を終了するとともに旧ジャニーズ事務所（現：SMILE-UP.）を退所。独立後はソロアーティストとして活動し、2023年3月18日よりアメリカの芸能事務所 Three Six Zero とエージェント契約。旧ジャニーズ時代には King&Prince のメンバーである高橋海人（※高ははしごだか）、神宮寺勇太とトリプル主演を務めたドラマ「部活、好きじゃなきゃダメですか？」（2018）などで俳優としても活躍していた。
岩橋のコメント全文は下記の通り。（石川友里恵）
今回、映画『男神』のキャストの一員として、初めて映画作品に挑戦させていただきました。これまで俳優としていくつかの作品に出演させていただく中で、たくさんのことを学んできましたが、今作ではさらに俳優として深く学び、成長することができたと感じています。『男神』は、愛知県日進市を舞台に、さまざまな物語が展開されていきます。撮影初日はとても緊張して不安もありましたが、共演者の皆さんがフレンドリーに話しかけてくださったり、演技について色々とアドバイスをしていただき、とても心強かったです。改めて、「何事も初心を忘れず、真剣に作品に向き合う」ことの大切さを感じることができました。撮影期間は短かったものの、とても内容の濃い作品に携わることができたと思います。また、劇中には英語のシーンもあれば、もちろん日本語のシーンもあります。普段アメリカ・ロサンゼルスに住んでいる僕だからこそ表現できるキャラクターだったので、自然に演じることができました。この映画を通して、より多くの方に日本のカルチャーや愛知県日進市の魅力が伝われば嬉しいです。ぜひ、劇場公開を楽しみにしていてください。