爆イケ!三山凌輝の“塩対応”な弁護士にハマる視聴者続出

間宮祥太朗主演のTBS金曜ドラマ「イグナイト -法の無法者-」(毎週金曜よる10時~)の初回が18日に放送され、ダンス&ボーカルグループBE:FIRSTのメンバーで、朝ドラ「虎に翼」などで俳優としても活躍する三山凌輝のクールな弁護士が注目を浴びた。
本作は、争いの火種があるところへと潜り込み、人々に訴訟を焚きつけ、あらゆる手段を使って原告を勝訴へと導く“無法者”として知られている怪しげな法律事務所を舞台にしたリーガルドラマ。初回では、父を事故で亡くしたことをきっかけにサラリーマンを辞め、ほぼ最下位ながらも司法試験を突破した宇崎凌(間宮)がクセ者が集う「ピース法律事務所」に飛び込み、弁護士として一歩を踏み出すさまが描かれた。
昨年放送の連続テレビ小説「虎に翼」のヒロイン(伊藤沙莉)の弟役に続いて、今年2月には久保史緒里とダブル主演を務めた映画『誰よりもつよく抱きしめて』が公開されるなど、俳優として目覚ましい活躍を見せる三山。演じる高井戸斗真(たかいど・とうま)は、チーム最年少の秀才でローテンションの現代っ子。宇崎が事務所へ面接にやってきた時、代表の轟謙二郎(仲村トオル)、部下の伊野尾麻里(上白石萌歌)が“ドーナツを食べた、食べていない”と小競り合いを繰り広げるなか、一人静かにゲームをしていたのが高井戸だ。
轟の型破りな人柄に面食らいながらも、4人(正確には5人)で初めて挑んだのが3年前に山上工業で起こった作業員のサイロ転落事故。轟が事故死した作業員の妻・斎藤美咲(土屋太鳳)をターゲットとして、宇崎、伊野尾、高井戸を引き連れて接触する。口数が少なく、いつもダルそうで一見やる気のなさそうな高井戸だが、仕事は早く緻密で轟を「デキる部下」と言わしめる手腕。時には体を張ることもいとわない熱血派の宇崎との対比も痛快で、SNSでは「めっちゃ塩でよい」「かっこよ」と魅了される声でにぎわった。
中盤では、4人がスーツ姿で横並びになる場面があり、“戦闘モード”のチームに視聴者のテンションは爆上がり。事務所ではカジュアルな服装の高井戸の華麗なる変身ぶりにSNSでは「黒スーツかっけえ!」「シビれる」「爆イケ」と色めき立ち、終始“笑わない”クールなキャラに沸いていた。
高井戸は付き合いも悪いようで、終盤に轟が部下を焼き肉に誘った際も「俺そういうのいいんでボーナスください」とつれない態度。また、新人の宇崎について「俺は苦手です。ああいう感情むき出しの人間」とこぼしていただけに今後の二人の関係も気になるところ。
初回は各キャストの推しに対する声のほか、ラストの大どんでん返しに「だまされた!」「マジかよ」「まさかの!」と驚きの声が寄せられ、重い事件を扱いながらも軽快なテイストやテンポの良さが好評を博していた。(石川友里恵)