WEST.グループで映画初主演『裏社員。』完成に重岡大毅「めっちゃハッピー!」

7人組アイドルグループのWEST.(重岡大毅、桐山照史、中間淳太、神山智洋、藤井流星、濱田崇裕、小瀧望)が23日、都内で行われた主演映画『裏社員。-スパイやらせてもろてます-』(5月2日公開)の完成披露イベントに出席した。グループとして初めての劇映画主演作となった本作について、重岡は「明るく楽しくやらせてもらいました。めっちゃハッピー!」と完成を喜んだ。この日は、共演者の恒松祐里、剛力彩芽、竹中直人、本作のメガホンを取った瑠東東一郎監督も出席した。
本作は、商業施設建設のためにシャッター商店街の取り壊しを命じられて暗躍する建設会社の社員たちが、同じ目的を持つライバル会社の社員らと火花を散らす様を描くアクションコメディー。劇映画初主演について、中間も「新しい挑戦をさせていただいた」と感慨深げ。桐山もグループとつながりの深い瑠東監督とのタッグとなり「瑠東さんと一緒だったのが何より嬉しい」としみじみ語る。
主題歌「ウェッサイソウル!」はウルフルズのトータス松本が作詞作曲を担当した。重岡は「最高にファンキーでソウルフルなナンバー。トータスさんに書いてもらって、こんなに嬉しいことはない。映画にぴったりの曲」と笑顔。小瀧も「ウルフルズにプロデュースしてもらえるなんて、関西人として夢みたいです」と、トータスとのタッグを喜んでいた。
撮影エピソードでは、剛力のアクションシーンが話題となり、重岡は「剛力さんはやばかった。強かった」と絶賛する。一方、濱田は恒松との共演シーンが多く、同じくその立ち回りを絶賛したが、自身の役については「僕の役は特殊。ちょっとおかしい人で……」と自虐的に語り、「ネジ一本外れている感じで、監督と相談したら、濱ちゃんも外れてるやろって……」とため息。これに桐山が「役づくりいらんかったな」とツッコミを入れて会場を笑わせた。
その濱田は「今、はまっていること」を聞かれると、「心霊動画」とユニークな回答をして会場の興味を引いた。「心霊動画を見ないと眠れない体になっていて、YouTubeの有料チャンネルに登録してお金を払ってまで見ています」とコメント。「幽霊にぜひ会ってみたい」とも発言して会場を笑わせていた。(取材・文:名鹿祥史)