ADVERTISEMENT

小栗旬、信長役にシンパシー「本当の自分とギャップも」

第四回より小栗旬演じる織田信長
第四回より小栗旬演じる織田信長 - (C)NHK

 仲野太賀主演による大河ドラマ「豊臣兄弟!」(NHK総合・毎週日曜午後8:00ほか)で織田信長を演じる小栗旬が、名だたる俳優たちが演じてきた信長を演じる心境や、主人公・豊臣秀長役の仲野、信長の妹・市役の宮崎あおい(※崎=たつさき)、そして「面と向かってお芝居するのは約30年ぶり」だという竹中直人との共演について語った。

【画像】小栗旬演じる信長のビフォアアフター

 小栗にとって大河ドラマへの出演は、北条義時役で主演を務めた「鎌倉殿の13人」(2022)をはじめ、「八代将軍吉宗(1995年・徳川宗翰役)、「秀吉」(1996年・佐吉役)、「葵 徳川三代」(2000年・細川忠利役)、「義経」(2005年・梶原景季役)、「天地人」(2009年・石田三成役)、「八重の桜」(2013年・吉田松陰役)、「西郷どん」(2018年・坂本龍馬役)、「どうする家康」(2023年・南光坊天海役)に続いて10度目、約3年ぶり。

ADVERTISEMENT

 本作で演じる織田信長は、大胆で革新的な戦略と非凡なリーダーシップにより領土を拡大し、「天下布武」のスローガンのもと天下一統を目指したカリスマ的武将。立身出世を目指す小一郎(のちの秀長)と藤吉郎(のちの秀吉/池松壮亮)兄弟にとって絶対的な主君。当主争いで対立した弟を自らの手で殺害した苦い過去を持っている。

 「僕が初めて見た信長役は、大河ドラマ「秀吉」の渡哲也さん。すごく怖くて、そのイメージが強烈に残っています」という小栗。「今回は具体的にキャラクターを固めず、脚本に描かれている信長を演じることを心がけています」と本作でのアプローチに触れ「「豊臣兄弟!」の信長は、非常に合理的で先進的な考えを持った人。しかし、その考えは周囲になかなか理解されず、「誰も自分のことを分かってくれない」という悲しみを心の奥に抱いています。その上、「信長としてこうあらねばならない」と自分で自分を縛ってしまうので、本来の自分とかい離するふるまいをしてしまう瞬間がたくさんあるなと感じます。僕もキャリアを重ねて、現場では後輩たちの前でちゃんとしようとしていますが、本当の自分とはやっぱりギャップもあって。そこは、信長にシンパシーを感じる部分ですね」と話す。

ADVERTISEMENT

 また、小一郎(豊臣秀長)、藤吉郎(豊臣秀吉)兄弟を「主演の(仲野)太賀君が、どうすれば全員が納得できる世になるのかを模索し続ける“仲野・秀長”を、池松(壮亮)君は、弟の小一郎を引っ張りながら出世にまい進する“池松・秀吉”を、それぞれ説得力をもって演じられています。小一郎には、今の時代にいてほしいリーダーの素質があると思います」と分析。

 「鎌倉殿の13人」で主演を務めた小栗は、主演・仲野に「撮影当初から、現場を背負おうとする太賀君の姿勢は十分伝わっていたので、「長期間の撮影なのでそんなにひとりで背負わなくても大丈夫だと思う」とお話しました」と言い、「また池松君の存在も、太賀君にとってすごく心強いと思います。2人がいいバランスで演じられているので、これからも大いに能力を発揮して、皆を引っ張っていってほしいです。第4回(※1月25日放送)で、信長が小一郎に「近習としてわしのそばに仕えよ」と言うシーンがありましたが、そのときの太賀君のお芝居には本当に感動しましたし、心を動かされました。その場にいた織田家家臣団の皆が刺激を受けた瞬間でもあったと思います」と心を動かされた仲野の芝居を振り返る。

ADVERTISEMENT

 今後の見どころについては、竹中直人演じる松永久秀、宮崎あおい演じる市との共演シーンを挙げる小栗。

 「今後、松永久秀を演じる竹中直人さんとのシーンがありますが、面と向かってお芝居するのは大河ドラマ「秀吉」以来、約30年ぶりでした。撮影現場で段取りをつけていたとき、信長よりも小栗旬としての気持ちが先にあふれ出てしまって。あのとき秀吉だった竹中さんとまた一緒にお芝居できたことが感慨深かったです。また、市(宮崎あおい)と信長の関係も見どころの一つです。市といるときの信長は、ふだんよりもリラックスした状態でいられているので、そこは意識して演じています。宮崎さんは繊細に市を作りあげられていて、一つ一つの演技が心にしっかり届くので、一緒にお芝居をしていて楽しいです。今作の信長には、市の人生だけは守りたいという思いが強くあるので、2人の今後にも注目していただけたらと思います」と視聴者に呼び掛けた。(石川友里恵)

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイート
  • シェア
ADVERTISEMENT