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小ネタ満載!実写版『マインクラフト』知ってると楽しいトリビア

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 世界的な大ヒットゲームをハリウッドが実写映画化した『マインクラフト/ザ・ムービー』(公開中)には、知ってるとより一層映画を楽しめる小ネタが詰まっている。知る人ぞ知るトリビアの中から、一部を紹介する。

【画像】映画『マインクラフト/ザ・ムービー』キャラポス12点

 本作は、謎のキューブの力で異世界“マイクラワールド”に転送されてしまった非リア充な4人が、先住転送民のスティーブとともに、創造力を駆使して四角いモンスターたちを倒しながらサバイバルするさまを描く“異世界転送ファンタジー”。ジャレッド・ヘス監督がメガホンを取り、ジャック・ブラックジェイソン・モモアらが出演する。現在、全世界興行収入が7.2億ドル(約1,000億円)を突破し、今年最大のヒット作として記録を更新中だ。

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 世界的大人気ゲームの映画化に際し、ヘス監督ら製作陣はゲーム「マインクラフト」開発スタジオMojangのチームや、ゲーム「マインクラフト」クリエイティブディレクターのトルフィ・フランス・オラフソンと綿密なやり取りをし、“マイクラワールド”の完全再現に成功した。

 美術を手掛けたのは、映画『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズを担当し、アカデミー賞美術賞を受賞したグラント・メイジャー。メイジャーは、「飛び込み台や巨大なクモ、ドジな村人にまつわるお決まりのジョークまで、いろいろな要素が盛り込まれているよ。(劇中でスティーブたちが訪れる)ミッドポート村にある看板のメッセージは、ファンならすぐにピンとくるはずさ。ちょっとシュールなんだけど、あれこそがマインクラフトの世界観を象徴するものなんだ」と、“マイクラワールド”ならではの仕掛を施していることを明かした。

 ヘス監督もセットの完成度に大満足しており「すべてのセットは細部にまでこだわって作り込まれた。その結果、驚くほど壮大なものになったよ。ミッドポート村のセットは特に素晴らしかった。そこではピグリンたちとの大規模なバトルが繰り広げられるんだ。それが私のお気に入りのシーンのひとつだよ」と思い入れの強さを語った。

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 ミッドポート村は、活気に満ちた村であり、ユーモラスなディテールが数多く散りばめられている印象的なセットに仕上がっている。ゲームにも登場する四角いリンゴやカボチャといったアイテムも忠実に再現され、細部に至るまでこだわり満載だ。しかも村に登場する食べ物は、ゲームと同じく四角いだけでなく、本当に食べることができるという。リンゴ(120個)、ジャガイモ(100個)、ニンジン(75本)、ビートルート(75個)、カボチャ(30個)、小麦(8本)が登場している。

マインクラフト

 村の中にはスティーブ(ジャック)の隠し倉庫があり、ここでヘンリー(セバスチャン・ハンセン)はクラフトの技術を学ぶ。そこで注目したいのが、倉庫の中にある絵画。ゲーム内に登場する絵画を手掛けたクリストファー・セッターバーグから許可を得て、オリジナルの低解像度の絵を高解像度バージョンに仕上げ、リアルな絵画として映画のセットに取り入れられている。これらの絵画は、スティーブの倉庫や森の洋館の壁に飾られ、マインクラフトの世界観を強く感じさせる要素となっている。

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 そのほか、カメオ出演者にも「マインクラフト」ならではのお楽しみが隠れている。「マインクラフト」の生みの親であり、ゲームファンにはおなじみ、Mojangのチーフ・クリエイティブ・オフィサーであるイェンス・“ジェブ”・ベルゲンステンが、副校長マーリーンと村人のニットウィットがレストランで食事をするシーンで、ウェイター役として出演しているので、「マインクラフト」通は要チェックだ。このほかにも、クスっと笑ってしまうような小ネタがたくさん登場するので、何度見ても楽しむことができそうだ。(今井優)

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