黒崎煌代、カンヌ渡航決定 監督週間出品『見はらし世代』秋日本公開
第78回カンヌ国際映画祭

現地時間13日からフランスで開催される、第78回カンヌ国際映画祭の監督週間への出品が決定している映画『見はらし世代』で、主演を務める黒崎煌代と共演の木竜麻生、団塚唯我監督の現地渡航が決定した。日本公開時期は今年の秋となる。
本作は、再開発が進む東京・渋谷を舞台に、母親の死と残された父親と息子の関係性を描いた作品。「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト」にて、短編『遠くへいきたいわ』を監督した団塚唯我のオリジナル脚本による長編デビュー作で、団塚監督は、監督週間で日本人史上最年少での出品となった。
主人公・蓮役で映画初主演を務める黒崎は、「ブギウギ」で本格俳優デビューし、『さよなら ほやマン』(2023)で映画デビュー、日本批評家大賞の新人男優賞を受賞した新鋭。そのほか、姉・恵美役の木竜をはじめ、父親・初役の遠藤憲一、母親・由美子役の井川遥と実力派がそろった。
黒崎と団塚監督は、現地時間16日にカンヌで実施される舞台あいさつと公式上映に参加する予定で、本作を世界へ向けて初披露する。蓮と恵美の姉弟を写し出した、カンヌ国際映画祭版のポスタービジュアルも公開された。(編集部・入倉功一)


