『BTTF』マイケル・J・フォックスが俳優復帰!2度目の引退宣言から5年

2020年に2度目の引退宣言をしていた俳優マイケル・J・フォックス(63)が、Apple TV+の人気コメディードラマ「シュリンキング 悩めるセラピスト」のシーズン3にゲスト出演し、俳優復帰することが明らかになった。Deadlineほか各メディアが報じた。
映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズの主人公・マーティ役で一世を風靡したマイケルは、1991年にパーキンソン病と診断され、1998年に公表。2000年にドラマ「スピン・シティ」降板後、半ば引退状態となっていたが、病気と向き合いながら俳優活動を再開していた。しかし、記憶力の低下などを受け、2020年出版の回顧録「No Time Like the Future: An Optimist Considers Mortality」で再び俳優引退を表明していた。
復帰作となる「シュリンキング 悩めるセラピスト」は、愛する人を亡くした主人公のセラピスト・ジミー(ジェイソン・シーゲル)が、ルールを破り、クライアントに本音をぶつけるさまを描いたコメディーシリーズ。劇中では、ハリソン・フォードふんする主人公の同僚が、フォックスが長年闘ってきたパーキンソン病を患っていることが判明している。フォックスが演じるキャラクターの詳細は明かされていない。
ドラマの共同クリエイターを務めるビル・ローレンスは、フォックスが途中降板した「スピン・シティ」(1996~2002)の企画/製作総指揮を務めており、フォックスの復帰作で念願の再タッグが実現する。また、Apple TV+ とは、自身のドキュメンタリー映画『STILL:マイケル・J・フォックス ストーリー』(2023)に続くプロジェクトとなる。(編集部・倉本拓弥)