気づいた?『ズートピア2』本国版、意外な人物がカメオ出演

ディズニー・アニメーション最新作『ズートピア2』(全国公開中)は、日本版だけでなく、本国版の声優キャストも豪華な顔ぶれが集結した。その中には、俳優のみならず、ディズニーに関係する意外な人物も含まれている。
その人物とは、米ウォルト・ディズニー・カンパニーCEOのボブ・アイガーだ。ディズニーのベテラン経営者であるアイガーは、自身の名前をもじったトラ「ボブ・タイガー」役を務めており、劇中ではお天気キャスターとしてズートピアの天気を読み上げている。
アイガーは、ドキュメンタリー等に本人役で出演する機会はあったが、ディズニー・アニメーション作品で声優を担当することはなかった。ちなみに、お天気キャスターという職業は、アイガーのバックグランドを反映したもの。もともとニュースキャスター志望だった彼は、地元のテレビ局でお天気キャスターを務めていたことがある。
本国ではそのほか、歴代ディズニー作品から豪華なキャストがカメオ出演しており、ドウェイン・ジョンソン(『モアナと伝説の海』シリーズではマウイ役)、アウリイ・クラヴァーリョ(『モアナと伝説の海』シリーズではモアナ役)、ジョシュ・ギャッド(『アナと雪の女王』シリーズではオラフ役)、ステファニー・ベアトリス(『ミラベルと魔法だらけの家』ではミラベル役)、アニカ・ノニ・ローズ(『プリンセスと魔法のキス』ではティアナ役)らが名を連ねる。
さらに、物語のカギを握るヘビの新キャラクター・ゲイリーは、『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』でインディの相棒ショート・ラウンドを演じ、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』でアカデミー賞助演男優賞に輝いたキー・ホイ・クァンが担当。『ホーム・アローン』シリーズで一世を風靡したマコーレー・カルキンと婚約者のブレンダ・ソングがオオヤマネコ・リンクスリー一家の長男&妹役、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズのマイケル・J・フォックスが刑務所に収監されているキツネ「マイケル・J・ザ・フォックス」役と人気俳優が大挙出演している。(編集部・倉本拓弥)


