チャイニーズ版ピーター・パーカー?『ベスト・キッド:レジェンズ』日本版予告公開

大ヒット映画『ベスト・キッド』シリーズの最新作『ベスト・キッド:レジェンズ』(8月29日公開)の日本版本予告映像が公開された。
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1985年に日本公開されたオリジナル版『ベスト・キッド』は、いじめられっこの高校生ダニエル(ラルフ・マッチオ)が、空手の達人ミスター・ミヤギ(ノリユキ・パット・モリタ)の独特な修行により心身共に成長していく物語で、後に続編も製作された。2010年には、ジャッキー・チェン&ジェイデン・スミス共演によるリメイク版が公開され、また、1作目の34年後を描いたスピンオフドラマ「コブラ会」もシーズン6まで制作された。
シリーズ最新作となる本作は、オリジナル版とリメイク版の世界がつながり、ラルフ演じる空手の達人ダニエルとジャッキーふんするカンフーの師匠ミスター・ハンが初共演を果たす。新たな主人公である17歳の高校生リー(ベン・ウォン)が、二人のレジェンドの元で異なる格闘技術を学び、真のファイターとして成長していくさまが描かれる。監督は「このサイテーな世界の終わり」のジョナサン・エントウィッスル、脚本は、『ピーターラビット』のロブ・ライバーが務める。
予告映像では、最愛の兄を亡くし戦うことを封印していたリーに、ミスター・ハンが「人生で大切なのは、それに戦う価値があるか、ないかだ」と語りかけ、リーが再び戦う決意を固める様子が収められている。空手とカンフーが融合したことで、これまでのシリーズには見られなかった躍動感あふれるアクションシーンが盛り込まれ、さらにリーについて「チャイニーズ版ピーター・パーカー?」と称される場面も確認できる。(加賀美光希)