トム・クルーズ声優・森川智之が“トム走り”披露!津田健次郎からのミッション遂行

声優の森川智之が2日、都内で行われた、日本語吹替版声優を務める映画『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』の大ヒット御礼舞台あいさつに登壇。主演のトム・クルーズが劇中で披露する"トム走り”に挑んだ。
“トム走り”する森川智之『ミッション:インポッシブル』舞台挨拶フォトギャラリー
本作はトムが演じるすご腕スパイ、イーサン・ハントの奮闘を描く人気アクションシリーズの8作目。スパイ組織IMFに所属するイーサンが、仲間たちと共に困難なミッションに体当たりで挑む様を描く。
シリーズ全作でイーサンの声を担当してきた森川は、5月に来日したトムとジャパンプレミアで共演。トムと監督のクリストファー・マッカリーも同席する試写会場で本作を観たことを明かし、「トムも監督も、そのジャパンプレミアで、初めて完成した映画を観たようなんです。一緒の会場で僕と戸田奈津子さんもいたんですけど、トムたちは前の列に座っていて、どんな雰囲気で観ているんだろうって。心中察するものがあったので。二人の後ろ姿をずっと見ていました」と振り返る。
さらに森川は「途中、二人がこそこそと話して、(こだわりのシーンなどで)グータッチをしていたりしたんです。すごく盛り上がって、その様子を僕と戸田さんでじっと見ていました」と感慨深げにコメント。「僕は劇場でも観たんですけど、トムのイーサンとしての年輪を一緒に味わってきた立場として、(今回のトムを見て)自分のことのように感動して目が潤みました。映画の神様のように見えました」と話す。
この日の舞台あいさつは上映後に実施されており、上映前には、イーサンの宿敵ガブリエル役を担当した津田健次郎が登壇していた。その津田が「森川さんはトムそのものでした」と絶賛していたことを聞かされた森川は、「ガブリエルは重要なキャラ。(現場で)一緒に吹替の掛け合いをするなら誰とやるかと聞かれると、やはりツダケン(津田)のガブリエルだなと思っていたんです。一緒に掛け合うことでいいものができたと思います」と笑顔で振り返った。
そして森川は、津田からのビデオメッセージの指令に従い、トムの宣伝映像に生アフレコで声を当てるパフォーマンスを披露。さらに、トムの特徴的な「走り」にも挑戦するよう言われ、壇上で実際に息を切らしつつ“トム走り”を披露。最後は「トムが集大成として渾身の力を込めた映画。ぜひ皆さんにも観てほしい」と呼びかけていた。(取材・文:名鹿祥史)


