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朝ドラ「風、薫る」もう一人のヒロインは19歳の上坂樹里 2,410人から抜てき

2026年春放送予定の連続テレビ小説「風、薫る」ダブルヒロインに抜てきされた上坂樹里
2026年春放送予定の連続テレビ小説「風、薫る」ダブルヒロインに抜てきされた上坂樹里

 上坂樹里が3日、東京・NHK放送センターで行われた2026年度前期の連続テレビ小説「風、薫る」主演会見に出席し、見上愛とともにダブル主演を務めることが発表された。会見には、見上と制作統括の松園武大も出席した。

【画像】感極まり涙する上坂樹里

 朝の連続テレビ小説第114作となる本作は、まだ女性の職業が確立されていなかった明治期を舞台に、考え方もやり方も違う二人のトレインドナース(正規に訓練された看護師)をモチーフに描いたバディドラマ。看護婦養成所を卒業した一ノ瀬りん(見上)と大家直美(上坂)が、患者や医師たちとの向き合い方に悩み、ぶつかり、成長していく中で“最強バディ”となり、まだ見ぬ世界を切り拓いていく。脚本は吉澤智子

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 「朝ドラヒロインになるのが夢と言い続けていた」と話す上坂は、朝ドラオーディションは本作が3回目で、朝ドラ初出演にしてヒロインの座を射止めた19歳。2021年にSeventeen専属モデルとなり、俳優としても活躍の場を広げ注目されている若手俳優の一人。2,410人が参加したオーディションを勝ち抜き、松園制作統括に「随所にとんでもない輝きを放ち、いろんな局面で上坂さんのお芝居に釘付けになりました。この二人なら必ず風を起こせる」と言わしめた上坂は、報道陣の前に現れたときは笑顔だったが、感極まったようで思わず涙。声を震わせながら「まさかもう一人の主人公を演じさせていただくとは思っていなくて、今この場に立たせてもらっていることが夢のようです」と率直な思いを口にした。

 オーディションの結果は2週間ほど前、2025年度後期の朝ドラ「ばけばけ」のヒロインで事務所の先輩でもある高石あかり(高=はしごだか)とマネージャーから「サプライズで伝えていただきました」と振り返る上坂は、「嬉しい気持ちと感情が追いつかなくて頭が真っ白になりました。ずっと『嘘じゃないですか?』と聞いてしまうくらい信じられなくて、結果を知ったときから今日までも、ふとした瞬間に『え?』と声が漏れてしまうくらい、いまだに夢を見ているようです」とはにかんだ。また、高石からは主演を務めるにあたり「美味しいご飯をいっぱい食べる。とにかく健康第一」とアドバイスももらったことも明かし、「困ったことがあれば相談したいです」と頼りにしている様子もうかがわせた。

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 「昔の時代を生きること、看護師の役を演じること、すべてが初めてのことばかりなので、大家直美という役と共にわたし自身も一緒に成長していけるように撮影に臨みたいと思います。そして、観てくださっている方に優しくてあたたかい風を毎朝お届けできるように精いっぱい頑張ります」と意気込む上坂。見上は「二人で一緒に歩んでいくお話だと思うので、1年間の撮影の中で楽しいことだけじゃないかもしれないですけど、支え合いながら頑張らせてください。お願いします」と笑顔で呼びかけた。(錦怜那)

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