「鬼滅の刃」胡蝶しのぶ役・早見沙織から花江夏樹へ“ありがとう”の感謝「カナヲともいっぱい仲良くしてくださって」
声優の早見沙織が11日、港区・増上寺で行われた『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』(7月18日全国公開)の公開直前萬来祈願イベントに出席。鬼殺隊の主軸となる“柱”の一人・胡蝶しのぶを演じる早見は、「無限城編」公開に向けて、前作「柱稽古編」での役に向き合う思いを振り返った。イベントには、声優の花江夏樹、鬼頭明里、下野紘、松岡禎丞、上田麗奈、岡本信彦、櫻井孝宏、河西健吾、花澤香菜、関智一、杉田智和、小西克幸も出席した。
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本作は、吾峠呼世晴の人気コミックを原作にしたアニメーション「鬼滅の刃」の劇場版最新作。十二鬼月を束ねる鬼舞辻無惨の本拠地「無限城」を舞台に、炭治郎ら鬼殺隊と鬼の最終決戦が三部作で描かれる。
「無限城編」の前作にあたる「柱稽古編」を振り返った早見は「『柱稽古編』でのしのぶさんは、稽古に参加しないという立場なのですが、序盤に(上田演じる栗花落)カナヲに対して自分の思いを伝える場面がありました。シーンとしては短いのですが、自分のなかではすごく思い入れが強く、しのぶさんのずっと内に秘めていた感情が見えてくる場面。ここから先に向けて、その思いを自分の身体のなかにも流していけたらいいなと思いながら演じていました」と振り返る。
早見と同じく“柱”の一人・冨岡義勇を演じる櫻井は「この物語の幕開けである第1話で、炭治郎と出会い、直感的に手を差し伸べるのですが『柱稽古編』では、その炭治郎に手を差し伸べられる。その時間を感じたとき、すごい作品だなと思いました」と語ると、「第1話を収録しているときは、全然想像できなかった思いだったので『柱稽古編』では胸が熱くなりました」といい、炭治郎演じる花江に「ありがとうございます」と頭を下げる。
すると早見も「炭治郎くんありがとう」と櫻井に追随。花江は「何に対しての感謝なんですか?」と早見に投げかけると、早見は「屋根の上でも会話をしましたし、本当にカナヲともいっぱい仲良くしてくださって……いろいろなことを含めての“ありがとう”です」と回答。
櫻井と早見が炭治郎へお礼を述べると、岡本、上田、川西らも次々と花江に「ありがとう」と感謝攻撃。花江は「みなさんに“ありがとうございます”と言っていただきましたが、いろいろな人の思いが繋がって、『鬼滅の刃』という作品が出来上がっていると思っています。その思いの強さをぶつけて、鬼舞辻無惨に勝ちに行きたいなと思っております」と高らかに宣言していた。(磯部正和)
※鬼舞辻無惨の「辻」は点一つのしんにょうが正しい表記


