Ado、宮本浩次&まふまふとコラボ 実写『沈黙の艦隊 北極海大海戦』主題歌に決定!

大沢たかお主演で漫画家・かわぐちかいじの大ヒット作を実写化した映画『沈黙の艦隊』の続編『沈黙の艦隊 北極海大海戦』(9月26日全国公開)の主題歌を、前作に続きAdoが担当することが決定した。新曲「風と私の物語」となり、作詞・作曲の宮本浩次、編曲のまふまふとコラボレーション。楽曲を使用した予告映像と本ポスタービジュアルも公開された。
【動画】Adoの歌声が響く『沈黙の艦隊 北極海大海戦』予告映像
本作は、「週刊モーニング」(講談社)で1988年から1996年まで連載され、累計発行部数3,200万部(電子含む)を突破する大ヒットコミックの実写化作品。日米共同で建造された日本初の原子力潜水艦シーバットの艦長・海江田四郎(大沢)が、核ミサイルを積んだシーバットと乗員と共に逃亡。独立国家「やまと」建国を宣伝した海江田の大胆不敵なシナリオと天才的な操艦技術に翻弄された日米が、重大な決断を迫られる。
『北極海大海戦』では、極寒の氷の世界・北極海を舞台に、激しい魚雷戦が展開。さらに、日本では「やまと」支持を表明する首相を中心に衆議院解散総選挙が行われ、国民に選択が迫られる。
楽曲を使用した最新予告映像には、砕ける氷塊をかいくぐり、「やまと」の性能を上回るアメリカの最新鋭原潜「アレキサンダー」と繰り広げられる白熱のバトルと、断固たる決意で衆議院解散総選挙を表明する首相・竹上登志雄(笹野高史)の姿、そして海江田の真意をつかむべく奔走するジャーナリストの市谷(上戸彩)など、それぞれが世界平和への強い思いを持ってぶつかり合う姿が描かれている。
制作陣は、楽曲について「前作を超えるスケールで激動の展開を迎える今作に相応しい主題歌を」とオファー。女性アーティストへの楽曲提供は初となる宮本が、本作から感じ取った「風」を力強く美しい表現力で表現し、まふまふがエモーショナルで中毒性の高い作品へと仕上げた。
Adoは、主題歌「風と私の物語」について「思わず口ずさんだあの頃の歌のような、懐かしさが溢れるような楽曲です」とコメント。また、プロデューサーを兼任する大沢は「エンドロールと共にAdoさんの『風と私の物語』が流れた瞬間、まるで鋼鉄の世界から現実の“街”や“光”に引き戻されるようでした」と語っている。Ado、宮本浩次、まふまふ、大沢たかお、松橋真三 プロデューサーのコメント全文は以下の通り。(編集部・入倉功一)
Ado
新曲の「風と私の物語」が『沈黙の艦隊 北極海大海戦』の主題歌に決まりました。
なんと、今回書き下ろしていただいたのは宮本浩次さん。そして編曲はまふまふさんです。
前代未聞の組み合わせ、一体どんな曲が誕生したのか……思わず口ずさんだあの頃の歌のような、懐かしさが溢れるような楽曲です。
是非楽しみにしていてください。
宮本浩次
この曲をつくるにあたって、AdoさんのスタッフからAdoさんがとても散歩が好きで、
ツアーのあいまやプライベートでも、日本でも、外国でも、よく散歩をされているというエピソードをうかがいました。
Adoさんの目にうつった町のきらめきや、頬に感じる風をイメージしてこの「風と私の物語」をつくりました。
映画館いっぱいにAdoさんの素晴らしいうたごえが響きわたることを夢見ながら。
まふまふ
編曲を担当させていただきました、まふまふと申します。
Adoさんの作品に携わらせていただくのは、光栄なことに今作で3度目となりました。
宮本浩次さんが書かれた楽曲をアレンジするというお話で、映画の作風に寄り添っていく点も責任重大でしたが、
みなさんが納得する作品にできたようでホッとしております。
デモから感じる熱量に負けないよう、精一杯務めましたので、お楽しみいただけますと幸いです。
このような機会をくださったAdoさん、宮本さん、関係者の皆様にはとても感謝しております。
大沢たかお (主演:海江田四郎 役/プロデューサー)
『沈黙の艦隊 北極海大海戦』は、
前作以上にスケールが大きくて、張りつめた緊張感で構成された、異次元の作品となりました。
そんな中で、エンドロールと共にAdoさんの「風と私の物語」が流れた瞬間、まるで鋼鉄の世界から現実の“街”や“光”に引き戻されるようでした。
壮絶な戦いのあとに訪れる、やさしい風や誰かを想う気持ち。
戦いの物語が一気に「今を生きる私たち」の物語に繋がったように感じました。
松橋真三 (プロデューサー)
前シーズンを東京湾で戦い抜いたやまとは、今作で決死の北極海大海戦に挑みます。
作詞作曲を宮本浩次さんにお願いできるという朗報をいただき、今作の概要をお伝えしたところ、「風」をテーマに書いてみるのはどうかとご返答があり、
このやまと旋風が陸地に波及していくストーリー展開にぴったりであると感動しました。
息をもつかせぬ2時間の映画の最後に、希望に満ちたAdoさんの「風と私の物語」を聞きながら、最後まで劇場の大音響でご堪能ください。
お楽しみに!


