実写版『WIND BREAKER』獅子頭連キャストに山下幸輝&濱尾ノリタカ!新特報&インタビュー映像が公開

水上恒司主演の実写映画『WIND BREAKER/ウィンドブレイカー』(2025年12月公開)の新キャストが発表された。主人公・桜遥(水上)を見守る橘ことは役に八木莉可子。そして、正義の不良軍団「防風鈴」(ぼうふうりん)と敵対する「獅子頭連」(ししとうれん)の主要キャラクター、兎耳山丁子(とみやま ちょうじ)役に山下幸輝、十亀条(とがめ じょう)役に濱尾ノリタカが決定し、彼らが登場する特報映像とインタビュー映像が公開された。
本作は、にいさとるによる人気ヤンキー漫画(マガジンポケット連載中)を原作としたアクションエンターテインメント。超不良校として知られる風鈴高校にやってきた高校生・桜遥(水上)が、街の人々を守る存在・防風鈴となった風鈴高校の一員として、仲間たちと成長していく姿を描く。
桜を演じる水上をはじめ、防風鈴キャストには旬の若手俳優が集結。楡井秋彦役には木戸大聖、蘇枋隼飛役には綱啓永、杉下京太郎役にはBE:FIRSTのJUNON、柊登馬役には中沢元紀、そして、風鈴高校の総代・梅宮一役には上杉柊平と、若手スターの共演が実現した。
そして、新キャストの八木が演じるのは、風鈴高校がある東風商店街の一角に店を構える喫茶店「喫茶ポスト」で働く橘ことは。八木は、原作・アニメともに大ファンになったことを明かし「グッズも買いに行きました(笑)」とすっかりハマった様子。気さくで不良に絡まれても物怖じしない性格での橘が、桜たちにどう関わっていくのか注目だ。
獅子頭連の頭取・兎耳山を演じるのは、5人組ボーイズグループ・WILD BLUE のリーダーとしても人気の山下。無邪気な笑顔とは裏腹に、防風鈴に対して人一倍執着心の強い兎耳山のキャラクターを演じるにあたり「兎耳山はいつも可愛い笑顔をみんなの前で放ちますが、目が笑ってなかったから、『ああ、この子は何かを……』と第一印象で何かを抱えているキャラクターなのかなということはパッと入ってきました」と分析。兎耳山の抱える思いに共感しながら役づくりできたと明かしている。
兎耳山に忠実な獅子頭連の副頭取・十亀を演じるのは、連続テレビ小説「あんぱん」や、月9ドラマ「明日はもっと、いい日になる」の好演も話題の濱尾。作務衣と下駄にサングラスといういでたちの十亀を演じるにあたり、「撮影の数か月前から基本的に下駄で生活したり、ビジュアルに寄せられるように5~6kg体重を落とすなどして役作りを行いました」と徹底したアプローチを明かし、「我が子である作品を託してくださった先生へのリスペクトを大切にして演じました」と原作愛を告白。
主演の水上は、本作のセリフにある「拳は時に言葉より相手を知る言語になる」という言葉を実感した瞬間に、濱尾とのアクションシーンをあげ、「周りからの声が聞こえないくらい集中している時がありました。僕と濱尾くん、アクションをやっている者同士でしか分からない、共感という意味でいうとそういう瞬間があったのかなと思います」と撮影を振り返っている。
予告映像では、佐狐浩太(曽田陵介)、鹿沼稔(萩原護)、有馬雪成(高橋里恩)ら、兎耳山と十亀以外の獅子頭連メンバーも登場。ある日、越えてはならない一線を越えたことで、獅子頭連との激突が避けられなくなった防風鈴。防風鈴がほしいという兎耳山(山下)の願いを叶えるべく、「弱いヤツはいらない」と、仲間にも容赦なく手をあげる十亀(濱尾)は、佐狐たちを連れて、彼らの街に乗り込んでいく。
監督は『ブルーピリオド』(2024)、『サヨナラまでの30分』(2020)などの青春映画を手掛ける萩原健太郎。脚本は『ハケンアニメ!』(2022)の政池洋佑が担当する。八木、山下、濱尾のコメント全文は以下の通り。(編集部・入倉功一)
八木莉可子(橘ことは役)
橘ことは役を演じさせていただきました、八木莉可子です。とても素敵な原作に私もすっかり虜になってしまい、気づけばグッズを集める日々が続いていました…笑 監督やキャストの皆さん、スタッフの皆さんと一緒に、どうすれば“ことは”をリアルに演じられるか、映画だからこその表現も探りながら、丁寧に撮影に臨ませていただきました。この作品が持つ魅力や熱量が、また少し違ったかたちで届くきっかけになれば嬉しいです。映画『WINDBREAKER』も、どうぞよろしくお願い致します。
山下幸輝(兎耳山丁子役)
今回兎耳山丁子役を務めさせて頂きます山下幸輝です。原作を観させて頂きこんなにも今までに見たこともない新しいヤンキー作品があるのかと素直に思いそんな街に作品に丁子として携われる事ができすごく嬉しいです。
僕自身今回アクション初挑戦で大変な部分が沢山ありましたがキャストの皆さん、スタッフの皆さん、そして何より兎耳山丁子という存在に助けられました。全編オール沖縄ロケで自然に身を委ねて撮影に挑みました。
熱い、あつい男達の対話を是非劇場でご覧ください。
濱尾ノリタカ(十亀条役)
十亀条として出演いたします、濱尾ノリタカと申します。
良い作品を届けるために、全員全力で走りました。それぞれがそれぞれの走り方をしたと思います。
監督、キャスト、全クルー、いろんな方が集まって、それぞれの向き合い方に個性があり、それが特に作品の魅力となっているのかもしれないと思っています。
世代や性別を越えたなにかが詰まっていると思います。
何より原作者にいさとる先生がお描きになった原作『WIND BREAKER』に尊敬を込めて演じました。
是非、劇場でご覧ください。


