映画『仮面ライダーガヴ』中島颯太、タオリン役で可愛らしさ全開！杉原監督が認める表現力

　映画『仮面ライダーガヴ　お菓子の家の侵略者』（全国公開中）を手がけた杉原輝昭監督がリモートインタビューに応じ、本作にゲスト出演している中島颯太（FANTASTICS）の魅力を語った。

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　「仮面ライダーガヴ」は、異世界からやってきた主人公・ショウマ（知念英和）が、お菓子がモチーフの仮面ライダーガヴに変身し、幸せな人間をさらおうとするモンスター“グラニュート”と戦いを繰り広げる作品。劇場版では、ショウマがとあるきっかけで闇菓子が存在しない異世界へと迷い込み、冒険するさまが描かれる。

　中島が演じるのは、ショウマが異世界で出会う青年・タオリン。道で倒れていたところを甘根幸果（宮部のぞみ）に助けられ、彼女が社長を務めるなんでも屋「はぴぱれ」で働いている。腹部には、ショウマと同じくガヴ（口）がある。

　ゲストキャストの中でも「重要な役」を担っているという中島。杉原監督は、どこかショウマらしいキャラクターやビジュアルを求めたそうで、中島も抜群の表現力で監督の要望に応えた。

　「タオリンは、できるだけ子どもっぽさや可愛らしさを表現したかったんです。撮影現場に入って、中島さんのお芝居を見せていただくと、タオリンのイメージにバチッとハマッていて、『このままいける』というところまで突き詰めてくれました。中島さんはすごく真面目で、撮影現場でもいろいろ対応してくれました。可愛い表情や強い表情など、いろいろな表現ができる役者だなと思いました」

　ショウマとタオリンが並ぶと「兄弟みたいに見える」と杉原監督。共演シーンが多かった知念と中島は、撮影現場で絆を深めたといい、「2人でわちゃわちゃしていて、すごく可愛いいんです。いいコンビだなぁと思って見ていました」と振り返った。

　杉原監督曰く、タオリンの見どころは「お菓子を作っている時の顔」だという。「（ショウマと作る）お菓子の家をのぞきこむ時のタオリンの表情が、すごく可愛いんです！　お菓子作りのシーンは、ショウマとタオリンの可愛らしさが全開に出ているので、ぜひ注目していただきたいです」とアピールしていた。（取材・文：編集部・倉本拓弥）