「19番目のカルテ」倉科カナ＆浜野謙太が二度目の夫婦役でゲスト出演【第4話あらすじ】

　松本潤が主演を務める日曜劇場「19番目のカルテ」（TBS系、日曜よる9時～）の8月10日に放送される第4話に、倉科カナと浜野謙太が夫婦役でゲスト出演することが明らかになり、あらすじが公開された。

【画像】松本潤の優しいまなざし…日曜劇場「19番目のカルテ」場面写真

　「19番目のカルテ」は、医療における19番目の新領域「総合診療科」を舞台にしたヒューマン医療エンターテインメント。松本演じる魚虎（うおとら）総合病院の総合診療医・徳重晃が、「問診」を通して病気を診るだけでなく、患者の心や生活背景などから「最善」を見つけ出し、生き方そのものにも手を差し伸べていく。原作は富士屋カツヒトの連載漫画。脚本は「コウノドリ」シリーズの坪田文。

　今週放送された第3話では、津田健次郎が下咽頭がんを患うアナウンサー役で出演。大切な声の変質を恐れ手術に踏み切れない心情や、家族の存在の大きさと共に、総合診療医の徳重と外科医の康二郎（新田真剣佑）の、それぞれの異なる「患者を救いたい」という思いが描かれた。

　第4話ゲストの倉科と浜野が演じるのは、生活習慣病である糖尿病に罹患した夫とその妻。妻の安城早智（あんじょう・さち）を演じる倉科は、本作で初めて日曜劇場に出演。浜野が主演を務めた連続ドラマ「男の操」（2017・NHK BSプレミアム）で亡き妻を演じており、夫婦役での共演は今回が2度目。本作では、糖尿病の夫をサポートする一方で、治療に対してどこか消極的に見える夫に苛立ちを募らせる妻を演じる。

　一方、糖尿病を抱える夫・安城耕太（あんじょう・こうた）を演じる浜野は、「グッドワイフ」（2019）以来となる日曜劇場への出演で、主演の松本とはNHK大河ドラマ「どうする家康」（2023）以来の共演。自己主張をしないおとなしい性格で、自分の糖尿病が発覚してからもどこか治療に後ろ向きな夫を演じる。

　また第4話では、総合診療科に転科した滝野（小芝風花）と内科医の鹿山（清水尋也）の同期コンビが、2人で安城夫婦の診察にあたることになる。生真面目な滝野とドライな鹿山が、衝突しながらこの夫婦にどのように向き合っていくのかも見どころ。ゲストの熱演が話題を呼ぶ本作だが、それぞれの思いを抱えた医師たちのドラマも進展を見せる。（編集部・入倉功一）

「19番目のカルテ」第4話あらすじ

健康診断で糖尿病が発覚した安城耕太（浜野謙太）は、妻・早智（倉科カナ）に付き添われて内科に通院中。食事管理を徹底し、毎回病院にも付き添うなど、夫をサポートしてきた早智だったが、半年が経っても、耕太の検査結果は一向に良くならない。しかも、当の本人である耕太はどこかひと事のようで、治療に消極的だ。イライラが募る早智は、ついに「主治医の鹿山（清水尋也）の指導が悪い」と病院にクレームを入れる。
一方、面倒ごとが大嫌いな鹿山は、「こんなことで自分の評価を下げられたらたまらない」と、安城夫婦の診察を総合診療科に丸投げすることに!?　しかし、依頼を受けた徳重（松本潤）は、予想だにしないことを言い出す。それは「夫の耕太を鹿山が診て、妻の早智を滝野（小芝風花）が診る」という提案。しかし、滝野はどこか総合診療医を見下している鹿山と反りが合わず言い争いに。一方、安城夫婦の間の溝も深まるばかりで…!?