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「19番目のカルテ」患者役・津田健次郎のセリフ「説得力がすごい」と反響 「耳が幸せ」の声も【ネタバレあり】

アナウンサー役でゲスト出演「19番目のカルテ」の津田健次郎
アナウンサー役でゲスト出演「19番目のカルテ」の津田健次郎 - (C)TBSスパークル/TBS(撮影:加藤春日)

 松本潤主演の日曜劇場「19番目のカルテ」(TBS系・毎週日曜よる9時~)の第3話が3日に放送され、下咽頭がんと診断されるアナウンサー役でゲスト出演した津田健次郎の声と演技に、X(旧Twitter)では視聴者から「説得力がすごい」「ホント良い声…」などの声があがった。(ネタバレ注意。以下、第3話の内容を含みます)

【画像】徳重(松本潤)と康二郎(新田真剣佑)がバチバチ?

 「19番目のカルテ」は、医療における19番目の新領域・総合診療科を扱うヒューマン医療エンターテインメント。魚虎(うおとら)総合病院の総合診療医・徳重晃(松本)が、複雑な症状を抱えた患者と向き合い、生き方そのものにも手を差し伸べる。原作は富士屋カツヒトの連載漫画。脚本は「コウノドリ」シリーズの坪田文

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 声優・俳優として活躍する津田は、自身と同じく「声」が仕事道具のアナウンサー・堀田義和(ほったよしかず)役でゲスト出演。その声に、視聴者もXで「耳が幸せ過ぎる」「ほんとにめっちゃいい声してるよね」など反応する。

 堀田は「声」を武器に、番組だけでなくCMや公共施設のアナウンスなどでも引っ張りだこの人気アナウンサー。喉の違和感をきっかけに魚虎総合病院を訪れ、下咽頭がんが発覚する。外科医の康二郎(新田真剣佑)は「最短かつ最も有効な手段」として早期の手術をすすめるが、今まで育ててきた「声」の変質をおそれる堀田は、セカンドオピニオンとして総合診療科の受診を希望する。

 世界陸上の担当が決まり、娘にとっても自慢の父親の堀田。しかし、家族に病を明かさず、一人で悩みを抱える姿に、徳重は「僕たちは、堀田さんが、気持ちや考えを整理できるよう、お手伝いはできます。ですが、ひとつだけ覚えていてください。どの道を選んでも、あなたの人生はこの先も続いていくということを」と告げる。

 そんな患者の声を聞こうとする徳重は、完治を第一に考え「対話より説得」を要求する康二郎と意見が対立。しかし、手術をすることに変わりがなくても「それはゴールじゃない」という徳重は、患者だけではなく康二郎も「納得」が大切だと「ただ意見を押し通して、病巣を切り取っても、本当の意味で病気を治したとは言い切れない。それはくやしいじゃないですか。医師も患者も、納得し一つの道を選ぶ。面倒かもしれませんが、それが命と向き合う、医師の責任だと僕は思います」と告げる。

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 その後、徳重と共に再び堀田と向き合った康二郎が、「怖い」という思いを理解しながらも「命あってのお仕事ではないでしょうか」と告げると、堀田は「わかってるよそんなこと! そんなこと言われなくてもわかるよ!」と慟哭。「声は私の宝です。誰に言われたわけでもないけど、私の人生で、唯一ちゃんと育ててこられたもの」「この声で、家族を守ってきたんです」と語る堀田の姿に、Xでは「声が宝 説得力ありすぎる」「ツダケンが言うと説得力あるな」「マジでツダケンのために書かれたかのような脚本」などの声があがった。

 涙と共に「先生、怖いです」と本音を明かす堀田に、手術も治療も決して簡単な道ではないが「どの道を選択されても、最後まで堀田さんの隣にいると、約束します。僕は、そういう医者でいたいので。これからも、あなたの話を、あなたの声を、聞かせてください」と優しく語りかける徳重に「寄り添ってくれる徳重先生優しい」などの声があがった。

 そして手術の直前、納得して決断した堀田に、康二郎は過去の手術経験と共に「手術の腕には、自信があります」と告げると、堀田は「頼もしい。先生、嘘がないから」と笑顔。不器用ながらも彼なりの励ましを伝える姿に「嘘つけないタイプは時に信頼度が上がる」「嘘がない先生っていいね」などの声も寄せられていた。(編集部・入倉功一)

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