北大路欣也主演「三屋清左衛門残日録」最新第9作の制作が決定 シリーズ初のエキストラ募集実施

北大路欣也主演の時代劇シリーズ「三屋清左衛門残日録」第9作の制作が決定した。今回は、J:COM加入者を対象に、シリーズ初となるエキストラ募集も行われる。
本作は、「時代劇専門チャンネル」を運営する日本映画放送とJ:COMが共同制作するオリジナル時代劇。作家・藤沢周平の時代小説を原作に、前藩主用人の職を退き隠居した三屋清左衛門(北大路)の第二の人生を、身の回りに起こる様々な出来事とともに描く。2016年の第1作から8作品にわたって続く人気シリーズで、第5作から日本映画放送とJ:COMが制作を担当。今年2月にはJ:COM加入者向けに初のファンミーティングが開催された。
第9作も、北大路をはじめ、清左衛門の息子の妻役・優香、清左衛門を慕う小料理屋「涌井」の女将役・麻生祐未、そして、気の置けない親友役・伊東四朗らお馴染みのキャストが引き続き出演。清左衛門が、つましく生きる若い夫婦に起こる悲劇と、町奉行を務める親友の熊太が旧友の突然の死に向き合う姿が描かれる。
2つの出来事の背後には、藩が関わるある共通点が。社会で理不尽な苦しみを背負う者たちに、清左衛門があたたかな眼差しを向け、静かに手を差し伸べる。
北大路は「最新第9作では、ある悲劇的な出来事の裏で進行する陰謀と、その真相にたどり着くため奔走する清左衛門の姿が描かれます。苦しみを抱える友との絆や、家族への切実な想いなど、まさに現代を生きる私たちにも通じるテーマが込められた物語になっています。また昨今、時代劇が国内外において、さらに光があたり、温かい愛情に支えられていることを大変嬉しく思っております。そんな中、『三屋清左衛門残日録』は9作目を迎えることができました。改めて、共演者、スタッフの方々、そして視聴者の皆さまに、心より感謝申し上げます。新たなキャストとともに紡ぐ 『三屋清左衛門残日録』を、ぜひ、ご期待ください」とコメントしている。
また、シリーズ初となるエキストラ募集も決定した。場所は東映京都撮影所。撮影日は9月15日(月・祝)、16日(火)、19日(金)、22日(月)、23日(火・祝) のうちの1日を予定しており、募集対象はJ:COM加入者限定で4名となっている。詳細は公式サイトで確認。(編集部・入倉功一)
「三屋清左衛門残日録」最新第9作は「日本映画+時代劇 4K」ほかで今後放送予定


