「大追跡」第6話、実は「誘拐の日」の二人が出ていた?斎藤工の発案でコラボ実現

13日に放送された、テレビ朝日系・連続ドラマ「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」(毎週水曜よる9時~)の第6話で、同局で放送中の「誘拐の日」(毎週火曜よる9時~)との、作品の垣根を越えたコラボレーションが実現していたことが明かされた。(ネタバレ注意。以下、「大追跡」第6話の内容に触れています)
【画像】永尾柚乃、完璧すぎたピノコ役 高橋一生の「ブラック・ジャック」
「大追跡」は、大森南朋、相葉雅紀、松下奈緒を主演に迎え、現代捜査のキーマンともいえるプロフェッショナル集団、SSBC=捜査支援分析センター(Sousa Sien Bunseki Center)の別班「SSBC強行犯係」の活躍を描く刑事ドラマ。一方の「誘拐の日」は、心優しいマヌケな誘拐犯・新庄政宗(斎藤工)と記憶喪失の天才少女・七瀬凛(永尾柚乃)という奇妙な凸凹バディが、次々と襲いかかる危機を乗りこえながら逃亡劇を繰り広げるヒューマンミステリー。
今回のコラボのきっかけは、テレビ朝日7月クールよる9時放送のドラマ3番組の出演者が集合した合同会見「tv asahi DRAMA FES 2025 Summer」(6月23日開催)の舞台裏における斎藤の発言。斎藤が演じる新庄が、誘拐した凛と逃げる誘拐犯であることから「逃亡している僕たちも『大追跡』してくださいよ!」と提案。両番組のキャストとスタッフがそのアイデアに盛り上がり、誘拐事件を描く「大追跡」の6話でコラボが実現した。
「大追跡」第6話では、名波凛太郎(相葉)が急性虫垂炎で入院中、警備会社の社長専用運転手が何者かに刺殺される事件が発生し、その直後、宝石店と住宅で立て続けに侵入窃盗事件が起きる。被害に遭った2軒は事件当夜、なぜか警備会社の防犯システムが作動しておらず、不審に思った伊垣修二(大森)は、運転手殺害事件との関連を疑って捜査を開始。すると、警備会社の社長が何者かに誘拐されていたことが判明する。やがて、犯人がゲームのように緻密に犯行計画を張りめぐらしていた事実が浮上、しかも、その目的が名波への挑戦だったことがわかり……という展開だった。
捜査の過程で、SSBC強行犯係は付近の防犯カメラ映像をかき集めて犯人の痕跡を探すことになる。そして、今回のコラボ内容は、その中に「誘拐の日」で斎藤演じる新庄と永尾演じる凛の姿をとらえた、駐車場の映像が紛れこんでいたという設定。捜査一課主任・青柳遥(松下)が強行犯係を訪れたシーンで、大型モニターの分割画面のひとつにこの2人の映像がひそかに映し出されていた。
さらに、この防犯カメラ映像は、19日に放送される「誘拐の日」第7話とつながっており、劇中のある重要シーンの直前の光景だという。逃亡生活でいつもヨレヨレな服を身に着けている新庄がスーツとネクタイを身にまとい、見事な変身をとげているのも気になるところだ。(編集部・入倉功一)


