児童集団失踪ホラー『ウェポンズ』V2!『Mr.ノーバディ2』は3位デビュー
全米ボックスオフィス考

先週末(8月15日~8月17日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、『バーバリアン』のザック・クレッガー監督による話題のホラー映画『ウェポンズ(原題) / Weapons』が興行収入2,445万7,003ドル(約37億円)を上げるなど引き続き好調で、2週連続となる首位に輝いた。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル150円計算)
【画像】美しい…『ウェポンズ(原題)』主演のジュリア・ガーナー
『ウェポンズ(原題)』は、ある教師(『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』のジュリア・ガーナー)が担当するクラスの18人中17人が、同じ夜、同じ時間にベッドから抜け出し、突如として失踪したことから始まるホラー。2週目に急落しがちなホラージャンルにおいて、前週比43.8%ダウンに抑える優秀な成績だ。批評家及び観客からの高評価に後押しされ、話題作としての地位を確立している。
公開2週目となるリンジー・ローハン&ジェイミー・リー・カーティス共演の入れ替わりコメディー『シャッフル・フライデー』も、興収1,428万8,364ドル(約21億円)で2位をキープするなど好調だ。
一方、ボブ・オデンカーク主演アクションの続編『Mr.ノーバディ2』は興収925万1,190ドル(約14億円)で3位デビューと振るわなかった。前作『Mr.ノーバディ』のオープニング興収は682万100ドル(約10億円)だったが、公開されたのは映画館が苦境にあったパンデミック中だったため、それを上回ったところであまり喜べない。ただし、配給のユニバーサルは有料配信で稼ぐことに長けており、『Mr.ノーバディ2』も有料配信で人気となるのではとみられている。(編集部・市川遥)
8月15日~8月17日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(1)『ウェポンズ(原題) / Weapons』
2(2)『シャッフル・フライデー』
3(初)『Mr.ノーバディ2』
4(3)『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』
5(4)『ザ・バッド・ガイズ2(原題) / The Bad Guys 2』
6(6)『スーパーマン』
7(5)『ザ・ネイキッド・ガン(原題) / The Naked Gun』
8(7)『ジュラシック・ワールド/復活の大地』
9(8)『F1(R)/エフワン』
10(初)『Coolie(原題)』


