「エイリアン:アース」監督が『エイリアン:ロムルス2』を撮る可能性は?オファー届けば「喜んで応じます」

24日に最終話を迎えるドラマ「エイリアン:アース」の監督・脚本・ショーランナーを務めるノア・ホーリーがリモートインタビューに応じ、監督変更が報じられた『エイリアン:ロムルス』続編を手がける可能性について回答した。
【動画】最恐ゼノモーフ襲来…「エイリアン:アース」30秒予告
『エイリアン:ロムルス』の続編については先日、前作を手がけたフェデ・アルバレス監督が「次の人にバトンを渡す」とtoofabに発言。シリーズ生みの親であるリドリー・スコットと共に、プロデューサーとして企画に携わることを明かしている。
今まさに「エイリアン」作品を手がけているホーリーに、新監督を探している最中のアルバレス監督から接触があったか尋ねると「話は来ていません。私は今、このショーで手一杯ですから、(オファーが)届くとは思いません」と笑いながら回答した。
一方で、仮にオファーが届いた場合は「喜んで応じます」と前向きな姿勢を見せたホーリー。「『ロムルス』の成功を考えれば、『アース』と連携を取ることは有益なことでしょう。ただし、もし私が『ロムルス』続編を監督することになれば、『アース』のシーズン2は大幅に先延ばしすることになります」と『ロムルス』続編を引き受けた場合の代償も語っている。
「エイリアン:アース」は、映画『エイリアン』1作目の2年前にあたる2120年の地球が舞台となっており、『エイリアン:ロムルス』は1作目のその後を描いた作品と、時系列的に見れば両者は近い存在だ。エグゼクティブ・プロデューサーのデヴィッド・W・ザッカーは、「エイリアン:アース」と映画シリーズのクロスオーバーについて「現時点ではそういった意図はありません」とシネマトゥデイのインタビューで語っているが、ホーリーは「成功すれば、すべてが可能になります」と期待を膨らませる。
「フランチャイズが十分に成功すれば、『もっと続編を作れるか?』ではなく『同じクオリティーを保てるのか?』が問われるはず。『エイリアン』というブランドを酷使してはいけません。ですが、人々が愛するフランチャイズの中で新たな物語を見つけ出すのは、とても刺激的な体験なんです」
「エイリアン:アース」が映画と同じタイムラインに存在するのならば、シリーズの伝説的主人公・リプリー(シガーニー・ウィーヴァー)もどこかで生きてるはずだ。ホーリーは、リプリーについて「『エイリアン:アース』が同じ宇宙に存在しているならば、彼女は今どこかで(コールドスリープで)眠っているでしょう」と答えていた。(取材・文:編集部・倉本拓弥)
「エイリアン:アース」ディズニープラス スターで独占配信中


