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『プレデター』最新作にゼノモーフは登場せず 『エイリアン』ユタニ社の企業ロゴには「理由がある」

画像は『プレデター:バッドランド』より
画像は『プレデター:バッドランド』より - (c)2025 20th Century Studios. All Rights Reserved.

 映画『プレデター』シリーズ新章『プレデター:バッドランド』(11月7日日米同時公開)のメガホンを取ったダン・トラクテンバーグ監督が、かねてより示唆されている『エイリアン』シリーズとのリンクについて「ゼノモーフは登場しません」とEmpireに認めた。

【動画】主人公はプレデター!『プレデター:バッドランド』最新予告

 『プレデター:バッドランド』は、銀河の狩人プレデターを初めて主人公として描く異色作。掟を破り、最悪の地「バッドランド」に追放された若きプレデター・デクが、下半身を失った謎の少女アンドロイド(エル・ファニング)と出会い、共に旅をしながら極限のサバイバルを繰り広げる。

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 『エイリアン』とのリンクは、公開済みの予告映像で示唆されたもの。エル演じるアンドロイドが再起動する際、同シリーズを象徴する巨大企業「ウェイランド・ユタニ社」の名前と企業ロゴが確認できる。トラクテンバーグ監督も「この世界が『エイリアン』シリーズともつながっているという、ファンへの小さな贈り物なんです」とユタニ社が同作と『エイリアン』をつなぐことを認めている。

 ただし、『エイリアン』シリーズに登場する究極生命体・ゼノモーフとの直接対決はお預けになる模様。トラクテンバーグ監督は「この映画にゼノモーフは登場しません」と明言しながら、「それこそが、むしろ面白いと思います。ただ(『エイリアン』シリーズ)を持ち込み、『アクションフィギュアを戦わせる』ようなことをしたいわけではありません。この映画にウェイランド・ユタニ社が登場するのには、物語において必然的な理由があるのです」とクロスオーバーには慎重な姿勢を見せた。

 「アクションフィギュアを戦わせる」とは、エイリアンとプレデターが死闘を繰り広げた『エイリアンVS. プレデター』(2004)のようなバトルアクション映画のことだろう。両者は、続編映画『AVP2 エイリアンズVS.プレデター』(2007)でも再戦している。

 『エイリアン』シリーズは『プレデター』と並行して世界観を拡大しており、初のドラマシリーズ「エイリアン:アース」が現在ディズニープラス スターで独占配信されている。また、昨年公開された映画『エイリアン:ロムルス』の続編企画も進んでいる。(編集部・倉本拓弥)

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