『映画ラストマン』クリスマスイブに公開決定　福山雅治＆大泉洋、マイナス15度の世界で極限ロケ

　2023年4月期に放送された福山雅治主演の日曜劇場「ラストマン－全盲の捜査官－」（TBS系）を映画化した『映画ラストマン -FIRST LOVE-』の公開日が、クリスマスイブの12月24日（水）に決定した。あわせて、福山ふんする主人公・皆実広見と、大泉洋演じる刑事・護道心太朗の“無敵バディ”を捉えた場面写真が初公開された。

【画像】倒れる皆実、傷だらけの心太朗…『映画ラストマン』場面写真（全6枚）

　「ラストマン－全盲の捜査官－」は、事件を必ず終わらせる最後の切り札＝“ラストマン”として活躍する全盲のFBI捜査官・皆実と、犯人逮捕のためには手段を選ばない刑事・心太朗が、力を合わせて難事件を解決するバディドラマ。ドラマ後半では、2人が実の兄弟だったという衝撃的な事実が描かれ、悲しくも感動的な結末は視聴者の涙をさそった。

　映画の舞台となるのは、冬の北海道。場面写真には、雪が降り積もる場所で皆実が指を鳴らし、音の反響で空間を確かめるドラマおなじみのシーンや、触覚を駆使して事件の手がかりを得ようとする皆実、雪山で両手を上げ緊迫な面持ちの心太朗、苦しそうな表情で倒れる皆実と駆け寄る心太朗の姿が収められており、サスペンスフルな展開を予感させる。

　撮影はキャスト＆スタッフ共にかなりハードだったようで、雪深い森の中のシーンを撮影した日は、気温がマイナス15度まで下がったという。それでも、福山と大泉がムードメーカーとなり、現場の士気は高まるばかり。皆実が街を見下ろすシーンでは、猛吹雪が何度も発生し、ベストなタイミングを待って撮影するために5時間もの時間を要したという。

　映画には、永瀬廉（King ＆ Prince）、今田美桜、松尾諭、今井朋彦、奥智哉、木村多江、吉田羊、上川隆也といったドラマ版の出演者が勢揃い。さらに、宮沢りえが皆実の“初恋の人”ナギサ・イワノワ役で出演する。（編集部・倉本拓弥）