ワンダ役エリザベス・オルセン、最新作「マーベル・ゾンビーズ」の内容「全く覚えてない」

マーベル新作アニメーション「マーベル・ゾンビーズ」でワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチを再演したエリザベス・オルセンは、収録期間がかなり前だった影響で、作品の内容を全く覚えていないという。先週末に米・ロサンゼルスで行われたLAコミコンで、オルセンが明かした。
【画像】アベンジャーズ、サノスもゾンビ化…「マーベル・ゾンビーズ」場面写真
アニメ「ホワット・イフ…?」シーズン1第5話から派生した本作は、アベンジャーズがゾンビ化した世界を舞台に、パンデミックを終わらせるカギを発見したヒーローたちが、生き残りをかけた戦いを繰り広げる全4話のシリーズ。一部のキャラクターを除いて、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のキャストが声優として大挙参加している。
2021年11月のアニメ化発表から、約4年の歳月を経てディズニープラスで配信された本作だが、役者たちはかなり早くに収録を終えていたという。「自宅で収録したんです。おそらく2020年か、2021年だったと思います」とオルセンは振り返る。その時期はコロナ禍と重なるため、自宅収録も納得がいくが、本人は「なぜスタジオではなく家で収録していたのか、本当に思い出せません。ごめんなさい」と混乱している。
強大なパワーを持つワンダは、同作でも重要キャラクターとして登場するが、オルセンは「本当に数年前に収録したので、全く覚えていないんです」と自分が何を言ったかすらも忘れてしまったらしい。「『マーベル・ゾンビーズ』で何が起こるのか、全くわかっていません。ちゃんと観なければなりません」と打ち明けた。
オルセンが実写で最後にワンダを演じたのは、2022年公開の映画『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』。禁断の書“ダークホールド”の魔力に飲み込まれてしまっていたワンダは、自らの過ちを認め、魔術書の原典であるワンダゴア山を破壊し、瓦礫の下敷きになったまま生死が判明していない。
来年公開される『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』(2026年12月18日日米同時公開)のキャストにも、現時点でオルセンの名前はなく、ワンダの今後は不透明なままだ。それでも、マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギは「リジー(エリザベス)とは、できればもう100年は仕事がしたい。マルチバースの可能性は無限大ですから」と2022年の時点でVarietyに明かしており、オルセンもMCU実写でのワンダ再演に意欲を見せている。(編集部・倉本拓弥)
「マーベル・ゾンビーズ」はディズニープラスにて独占配信中


