元日向坂46・齊藤京子の劇中アイドル姿が公開 初主演映画『恋愛裁判』最新映像

元・日向坂46の齊藤京子が映画初主演を務める、深田晃司監督作『恋愛裁判』の最新映像と本ビジュアルが公開された。劇中でアイドル役を務める、齊藤が披露するパフォーマンスの一端も収められている。
本作は、『淵に立つ』(2016)などで世界的な評価を得る深田監督が、「元アイドルの女性に賠償命令」が言い渡された裁判に着想を経て、構想に約10年を費やした意欲作。アイドルグループ「ハッピー☆ファンファーレ」(通称:「ハピ☆ファン」)のセンターを務める主人公・山岡真衣(齊藤)が、「恋愛禁止ルール」を破ったことで裁判にかけられる物語を通じて、業界の裏側に潜む孤独や犠牲、そして個人が自己を取り戻すための戦いを描き出す。
最新映像では、日向坂46で表題曲センターも務めた齊藤が演じる、劇中のアイドル姿を初披露。華やかな衣装を身にまとい、ステージ上でマイクを握りしめ、ファンからの熱い歓声を浴びる姿は、主人公の真衣が「子供の頃から憧れていた」アイドル像そのものだ。
しかし、華やかなステージはすぐに一転。恋をしたことで所属事務所から訴えられ苦悶の表情を浮かべるシーンや、法廷で「自分の気持ちに嘘をつくのは嫌だった」と切実な思いを述べる場面、そして恋人との恋愛シーンが次々に映し出される。彼女を取り巻く人々がそれぞれの立場で語り出すことで、観客に「正しさ」の基準を問いかけるような、短くも緊迫感あふれるサスペンスフルな映像に仕上がっている。
真衣が所属する「ハピ☆ファン」のメンバー役として、私立恵比寿中学の仲村悠菜、俳優の小川未祐、元・STU48の今村美月、いぎなり東北産の桜ひなのが出演。そのほか、真衣と恋におちる中学時代の同級生・間山役でドラマ「SHOGUN 将軍」の倉悠貴、真衣の所属事務所チーフマネージャー・矢吹早耶役で唐田えりか、真衣を訴える所属事務所の社長・吉田光一役で津田健次郎が出演する。(編集部・入倉功一)
映画『恋愛裁判』は2026年1月23日より全国公開


