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ダイアン・キートン79歳で死去 『アニー・ホール』『ゴッドファーザー』など

ダイアン・キートンさん(2023年撮影)
ダイアン・キートンさん(2023年撮影) - Gilbert Flores / WWD via Getty Images

 映画『アニー・ホール』や『ゴッドファーザー』シリーズをはじめ数々の代表作を持つ女優のダイアン・キートンさんが、現地時間11日に米カリフォルニアで死去した。79歳だった。

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 代理人は「現段階でお伝えできるこれ以上の詳細はありません。この深い悲しみの時に、ご家族はプライバシーを尊重してくださるようお願いしています」とPeople.comに声明を出した。

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 ウディ・アレン監督のミューズとしても知られたダイアンさんは、約5年の交際を終えた後も『アニー・ホール』(1977)、『インテリア』(1978)、『マンハッタン』(1979)、『ラジオ・デイズ』(1987)、『マンハッタン殺人ミステリー』(1993)といったアレン監督作に出演。男女の出会いから別れまでをそれぞれの視点からシニカルに映し出した『アニー・ホール』ではタイトルロールを演じて見事アカデミー賞主演女優賞に輝いたほか、私物も使ったメンズライクなファッションの数々も評判でファッションアイコンとしての地位を確立した。

 その後も『レッズ』(1981)、『マイ・ルーム』(1996)、『恋愛適齢期』(2003)でアカデミー賞主演女優賞にノミネート。マイケル・コルレオーネ(アル・パチーノさん)の妻ケイを演じた『ゴッドファーザー』シリーズ(1972~1990)や、『花嫁のパパ』(1991)、『ファースト・ワイフ・クラブ』(1996)など出演作は多岐にわたり、近年も『また、あなたとブッククラブで』(2018)、『チア・アップ!』(2019)、『アーサーズ・ウイスキー』(2024)など活躍を続けていた。監督としてもドラマ「ツイン・ピークス」(1990~1991)のエピソードや『電話で抱きしめて』(2000)などを手掛けている。

 ウディ・アレン監督、アル・パチーノさん、ウォーレン・ベイティ監督らと交際してきたダイアンさんだが、生涯、結婚はしなかった。50代になってから養子に取った2人の子供、娘のデクスターさんと息子のデュークさんがいる。(編集部・市川遥)

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