大泉洋、福山雅治モノマネに岡田将生が「笑っちゃってNG」と爆笑クレーム

大泉洋が主演を務める、テレビ朝日系・連続ドラマ「ちょっとだけエスパー」(10月21日スタート、毎週火曜よる9:00~9:54)の制作発表記者会見が12日に行われた。この日は大泉をはじめ、宮崎あおい(※崎=たつさき)、ディーン・フジオカ、高畑淳子、宇野祥平、北村匠海、岡田将生らメインキャスト7名が出席。大泉の愛されエピソードが明かされ、岡田との爆笑の掛け合いが会場を沸かせた。
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映画『ラストマイル』(2024)などの脚本家・野木亜紀子が完全オリジナル脚本を手掛ける本作は、会社をクビになり、全てを失ったどん底サラリーマン・文太(大泉)が、謎の会社に採用され、“ちょっとだけエスパー”として仲間たちと「世界を救う」仕事を任されるジャパニーズ・ヒーロードラマ。
この日、それぞれのメンバーカラーをワンポイントに入れたドレスアップで登壇したキャスト陣は、“タレコミ”のもと、気になるキーワードや写真を元にトークを展開。大泉は「私とディーンさんと宇野さんで車の後部座席に座っているシーンがあったんですけど、おじさん3人は疲れ果てて無言でじっとしていたんです。そしたら宮崎さんがメイクさんのフリをして入ってきてくれて……」と回顧。宮崎は「皆さんがまるで静止画みたいだったんです(笑)」と振り返り、「ちょっとでも楽しんでもらおうと思ってメイクさんからパフを借りて、お直しをしました」とキュートなエピソードを明かす。
そんな宮崎について、大泉は「1話に『ぶんちゃーん!』って大声で呼ばれるシーンがあるんですけど、あまりのかわいさに思わず笑顔になってしまったんです。監督に『笑わないで』って言われたんですけど、あれは笑っちゃうって! まさに天使でした」と明かしていた。
また、劇中で謎に包まれたキャラクターを演じる岡田は、撮影現場で大泉と2人のシーンが多いといい「2人のシーンで緊迫したお芝居をしなきゃなのに、僕の1Sの時にカメラに映ってない大泉さんが、福山雅治さんのモノマネでセリフを言ったりしてくるんです! それでつい笑っちゃってNGになるんですよ!」と笑顔でクレーム。
それに大泉は「岡田くんは関東でも指折りのツッコミの名手だから、ついいじりたくなるんです」と返し、岡田も「ツッコミの名手じゃない! もうやだ!」と漫才のような掛け合いを披露。岡田は 「最近はもはや、大泉さんは真面目な顔をしていても“笑わせているのかな?”って思っちゃうんです」と苦笑した。
さらにイベント中は、ディーンが「僕はいつも大泉さんのことを考えちゃうんです」と語り、「水曜どうでしょう」からの大泉ファンを公言している北村も「ふとした瞬間に隣でいろいろな話を聞かせてくださるのが面白いし楽しいんです。本当にこの作品で出会えてよかった」と初共演の喜びを語るなど、大人気の大泉だった。
またこの日は、10月5日に芸能生活30周年を迎えた大泉が、宮崎から花束が贈られるひと幕も。大泉は「現場でもお祝いしてもらったんですけど、もういいんです。なんならイジッてるでしょ!」とボヤきつつ、「30年なんてまだまだついこの間のような感じです。でも当時から見ると想像もできない未来が待っていました。だから皆さんも腐らず頑張ってください!」と30年を振り返りながら、ファンや客席にメッセージ。最後はドラマについて「我々はすでに1、2話を観たんですが、とんでもない面白さでございます。皆さんの火曜よる9時が楽しくなる! 疲れている皆さんの癒やしになること請け合いでございます!」と力強くアピールした。(編集部・入倉功一)


