赤西仁の「かなりセクシーなシーン」がカットに 「匿名の恋人たち」監督明かす
Netflixシリーズ「匿名の恋人たち」の「とく恋ファンミーティングイベント」が22日に都内で開催され、小栗旬、ハン・ヒョジュ、中村ゆりが登壇。中村から、赤西仁にまつわる会場がどよめくエピソードが明かされた。この日は、月川翔監督も客席からトークに参加した。
本作は、フランス映画『匿名レンアイ相談所』を原作に、“人に触れられない”“人の目を見られない”という悩みを抱えた男女の恋模様を、日韓のキャスト＆スタッフが集結してドラマ化したロマコメ。小栗は、ある理由から握手さえできなくなった潔癖な製菓メーカー御曹司・藤原壮亮役、ハンは“視線恐怖症”を抱える天才ショコラティエのイ・ハナ役、赤西は壮亮の数少ない理解者である友人・寛役、中村は壮亮の友人で精神科医でもあるアイリーン役を演じている。
月川監督は昨晩、本イベントを欠席する赤西に「何か伝えたいことがあれば代読しますよ」とメールを送ったそうで、返信されたメッセージを紹介。そこには「本日は極度の潔癖症・視線恐怖症が小栗旬限定で発症してしまったため、欠席させていただく運びとなりました」と書かれており、小栗をはじめ会場は笑いに包まれた。
続けて、「冗談はさておき、今回は久しぶりの日本での作品で、Netflixさんには大変お世話になりました。俳優陣も伸び伸び楽しく撮影させていただきました。日本、そして韓国の優秀なスタッフとご一緒させていただき、とても貴重な経験をさせていただきました」と感謝の言葉や、「役を演じる上で、韓国のプロデューサー、監督とたくさんの打ち合わせを重ね、高田寛として“お芝居をしないお芝居を”心がけてやらせていただきました」と役へのアプローチが綴られており、最後は「まだご覧になられていない方は、ぜひご賞味くださいませ」と“ショコラ”になぞった呼びかけで締められた。
中村は「赤西くんがいらっしゃらないので、わたしがお熱い2人の邪魔をしているみたいになっているんですけど、今日は女子会をするような気持ちで来ました」とあいさつ。そして、女子が喜ぶような今だから言えるエピソードを披露。「寛とアイリーンが一夜を共にしたっていう話があるじゃないですか。そのシーン、撮ってるんです。ごっそり（編集で）なくなっていました」と明かし、会場がどよめくと、中村は「みなさんのご想像にお任せします。でも、わたしたちそれをやりました」ときっぱり。月川監督は「編集では1回入っていたんですけど、ハナの恋愛を応援できなくなるぞっていうくらい、かなりセクシーなシーンになったので、もったいないですけど（カットしました）」と釈明した。
中村は“ファンが選ぶ好きなシーンランキング”で3位に選ばれた、寛の「迷わせんなよ」という台詞にも言及。同シーンは「寛の色気がとにかくだだ漏れだった」「破壊力はとても凄かった」と好評で、中村は「この『迷わせんなよ』を考えたのはわたしです。普段、すごく丁寧にアイリーンに接するこの男の人が、ここだけ強引な言葉を使ってくれたら、もうイチコロです……みたいな感じで、『迷わせんな』が出てきた」と語っていた。（錦怜那）