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電話の相手がスピルバーグだった…『ジュラシック・ワールド』キャスト、タイでのサプライズを回顧

 映画『ジュラシック・ワールド/復活の大地』のデジタル配信にあわせて、テレサ・デルガド役のルナ・ブレイズとゼイビア・ドブス役のデヴィッド・ヤーコノが、撮影地であるタイ・プーケットでインタビューに応じ、シリーズ生みの親であるスティーヴン・スピルバーグからのサプライズを振り返った。

【動画】『ジュラシック・ワールド/復活の大地』スペシャルインタビュー

 『ジュラシック』シリーズ新章として製作された本作は、前作『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』から5年後を舞台に、新薬開発に必要な恐竜のDNA回収を任された傭兵や科学者たちの姿を描いたアクション・アドベンチャー。ルナふんするテレサは、ひょんなことから禁断の島に辿り着いてしまうデルガド一家の長女で、デヴィッドふんするゼイビアは、一家と共に島に上陸するテレサの彼氏だ。

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 本作の製作総指揮に名を連ねるスピルバーグは、タイで深夜まで撮影に挑むキャスト&クルーを励まそうとサプライズ電話をかけたことが、劇場公開時に判明している。改めて当時のことを聞いてみると、デヴィッドは「本当に衝撃的でした。電話の最中も頭が追いつかなかったです」と興奮気味に明かし、「いきなり(製作総指揮の)フランク・マーシャルが現れて、僕たちの前に電話を差し出してきたんです。『ほら、出て』って(笑)。そしたら、スピルバーグが『オーディションの映像、見たよ』と言ってくれて『えっ、本当に!?』と驚きました」と巨匠との会話を嬉しそうに振り返った。

 デヴィッドの隣で話を聞いていたルナも「つい最近のことのように覚えています」と続け、「本当に素敵な人でした。すごく気さくで、作品にも深く関わってくれました」とスピルバーグに感謝を述べた。

 本作を手がけたのは、スピルバーグを敬愛するギャレス・エドワーズ監督だ。生粋の『ジュラシック』オタクでも知られるギャレス監督とのタッグを振り返ったルナは、「彼のような本物の映画作家と現場を共にできて本当によかったです。単に1本の映画を撮るのではなく、人々の記憶に残る映画を撮ろうとしているのが伝わってきました。その思いは仕事の姿勢からにじみ出ていて、演出も的確でしたし、自分の望むものをハッキリわかっている方でした」と彼の熱意を賞賛する。

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 20代前半の二人は、初代『ジュラシック・パーク』をVHSで育った世代。「本当に忘れられない体験でした」と話すルナは、「巨大なT-レックスは今でも忘れられません。家のリビングで観ていて、本物のT-レックスが来たと思って家を飛び出しました」と回顧。また、デヴィッドは『ジュラシック・ワールド』の初見時も同等の衝撃だったといい「五感に響く体験でした。驚きと畏怖の感覚が肌で感じられるものでした」と振り返っていた。(取材・文:編集部・倉本拓弥)

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