吉井和哉、8年ぶり東京国際映画祭参加!レッドカーペット登壇前に母からLINE
第38回東京国際映画祭

第38回東京国際映画祭が27日に開幕となり、東京ミッドタウン日比谷・日比谷ステップ広場/日比谷仲通りで行われたレッドカーペットにTHE YELLOW MONKEYの吉井和哉が、URGH POLICE(アーグ・ポリス)のボーカル・ERO、エリザベス宮地監督と共に登壇した。
自身のドキュメンタリー映画『みらいのうた』(12月5日公開)にて登壇した吉井は、ミュージシャンになるきっかけともなった存在であるEROを支えるようにして登場。EROは2021年に脳梗塞で倒れ、杖をついて登場した。
吉井が東京国際映画祭に参加したのは、松永大司監督の『オトトキ』(2017)以来。吉井は「ミュージシャンが映画に関するレッドカーペットを何度も歩かせてもらえるなんて、喜んでいいと思うんですけど、ありがとうございます」と挨拶し、エリザベス宮地監督の撮影に関して「うまいんですよ。懐に忍び込むのが。威圧感ある方なんですけどね見た目は。でも、いつも自然に横にいるんですよね」と回顧。最後に、「今日母親からLINEが来て“あんたレッドカーペット頑張ってね”ってもらったんですけど、よくみたら“レッドガーペット”って書いてあって…」とほほ笑ましいエピソードを披露した。
映画『みらいのうた』は、幼くして亡くした父との思い出や、母との幼少期の記憶、今も続いている旧友との交流など、吉井のルーツを辿るドキュメンタリー。さらに、2023年10月に早期の喉頭がんを公表してから、2024年に復活を遂げた東京ドーム公演「THE YELLOW MONKEY SUPER BIG EGG 2024 “SHINE ON”」までの裏側が克明に記録され、葛藤や不安に向き合いながらも一歩ずつ前進していく吉井の姿が映し出されていく。(石川友里恵)


