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『トイ・ストーリー5』でシリーズ仕切り直しの可能性 バズ声優「リブートされる」と明言

画像は『トイ・ストーリー3』より
画像は『トイ・ストーリー3』より - Photofest / Walt Disney Pictures / ゲッティ イメージズ

 ディズニー&ピクサーの人気アニメーション映画『トイ・ストーリー』5作目で、シリーズが仕切り直しになる可能性が浮上した。バズ・ライトイヤーの声を務めるティム・アレンが「リブートされる」と、米トーク番組「ジミー・キンメル・ライブ!」で明言した。

【画像】チャッキー人形の攻撃で衝撃的な姿となったトイ・ストーリーのおもちゃたち

 主人公ウッディやバズたちオモチャと持ち主アンディの別れを描いた『トイ・ストーリー3』(2010)は、映画史に残る“完ぺきな結末”として現在も語り継がれている。その後、新たに『トイ・ストーリー4』(2019)が製作されたものの、ラストでウッディが下した決断に納得がいかないファンも多く、賛否両論を招いた。

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 『キル・ビル』などの鬼才クエンティン・タランティーノ監督は、『トイ・ストーリー』3部作で完璧に終わったことから、4作目を観たい気持ちは「全くない」とも語っていた。司会のジミー・キンメルは、ティムにそのことを伝えると「3作目は本当に最高の映画の一本だ。4作目は、いろいろな意味で引き延ばしすぎた」とタランティーノ監督の意見に納得するような反応を見せた。

 そして、現在製作中の5作目に関して「全てリブートされる」と明言。「物語の中心人物はジェシーだ。彼女がトラブルに巻き込まれ、助けが必要になる。僕(バズ)たちはバラバラの場所にいて、彼女がみんなを集めなきゃならなくなる」とウッディやバズを“アッセンブル”する展開になることを予告した。ティムが使った「リブート」という単語には、「新たに一から仕切り直すこと」という意味があり、賛否を巻き起こした4作目から軌道修正を図る可能性も考えられる。

 5作目では、ウッディやバズたちの強力なライバルとして電子機器(タブレット)が立ちはだかる。さらに、総勢50体の暴走したバズ・ライトイヤー軍団が登場することも判明しており、ティムは「(ウッディ役)トム・ハンクスの映画みたいに飛行機が墜落するんだ。そこには100体のバズ人形が積み込まれていて、みんな迷子になってしまう。そこがめちゃくちゃ面白いところだ。彼らは全員で帰り道を探そうとする」と予告し、100体分のアフレコもこなしたと明かしている。

 映画は2026年6月19日に全米公開を予定しており、日本でも2026年夏に劇場公開される。(編集部・倉本拓弥)

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