超多忙の目黒蓮、共演者も驚がく 浜辺美波「思っていた50倍忙しい」

Snow Man の目黒蓮が20日、都内で行われた映画『ほどなく、お別れです』(2026年2月6日公開)の完成報告会に出席。共演者たちが目黒の多忙ぶりや、現場での佇まいを明かした。この日は、浜辺美波、森田望智、鈴木浩介、永作博美、夏木マリ、三木孝浩監督も来場した。
【画像】目黒蓮&浜辺美波、美しすぎる二人『ほどなく、お別れです』場面カット
本作は、長月天音の「ほどなく、お別れです」シリーズの実写映画化。ある出会いをきっかけに葬儀会社でインターンとして働き始めた清水美空(浜辺)が、彼女を指導する敏腕葬祭プランナー・漆原礼二(目黒)と共にさまざまな境遇の遺族や故人に向き合う姿を描く感動のヒューマンドラマ。
目黒は「悲しいお話ではありますが、同時に今生きれている喜びや、亡くなった後にある希望みたいなものを感じられる作品に惹かれました。素敵な皆さんと素敵な作品に関わりたいと心から思えて、自分にできることを頑張れたらいいなと思いました」とオファー当時を振り返る。
役づくりにおいて、「浜辺さんと他愛のないプライベートな話をして仲を深めるわけではなく、美空に仕事で背中を見せる漆原を意識していました。美空と漆原の関係性のように築き上げていけたらいいなと思いました」と打ち明ける目黒。「納棺の儀はひたすら練習しました。着物の畳み方があるので、家に持ち帰って練習したり、葬祭プランナーの方に練習の動画を撮っていただいて、ひたすら見続けました。(所作が)美しくなきゃいけないと思いますが、一つ間違っちゃいけないのは“振付”ではないので、振付のようにならず、故人様・ご遺族の方たちに向けた思いを大事にしながら、納棺の儀や所作をやらせていただきました」と熱い思いも語った。
そんな目黒について、浜辺は「手先まで亡くなった方への慈しみを感じて、純粋に美しいと思いました。ヨーロッパから帰って来て、そのまま朝一で撮影現場がまだできていないのに納棺の練習をされていて、すごいなぁって。時差ボケもあるだろうになぁって。背中で現場を見せてくれました」と感謝。さらに、「忙しいだろうなと思っていたけど、思っていた50倍くらい忙しい。『深夜までダンスの振り入れが……』みたいな。すぐに(仕事で)海外に行ったり、(撮影前に)ヨーロッパから帰って来る日が何日かあった」と初共演となった目黒の多忙ぶりを明かす。しかし、目黒は「時差ボケはないかもしれないです」と吐露。浜辺は「気合……。よく取材で『気合』とおっしゃるので、気合なんだぁと学びました」と感服した。
三木監督も目黒とは初タッグ。「現場でも(浜辺と目黒は)リスペクトし合う感じで、いい関係性だと思っていたし、この世代で一番浮ついていないナンバー1の女優・俳優。葬祭プランナーという役どころは、いろんな家族の生と死の狭間で別れを見送る役なので、二人に演じていただいてよかった」と評価。鈴木は「現場で目黒くんが座らないから、遠くから『座りなよ』って合図しても『大丈夫です』みたいな。なんか、高倉健さんってこんな感じだったのかな……って。気合入っているじゃないですか。だから、『ほどなく、お別れです』気合入ってますよ」とアピールし、会場を笑いに包んだ。(錦怜那)


