NHK「火星の女王」に柳俊太郎出演 火星の住人役で岸井ゆきのらと共演

台湾出身のスリ・リン、菅田将暉らが出演するNHKドラマ「火星の女王」(NHK総合、BSP4Kで12月13日から毎週土曜夜10時~11時29分※全3回)に俳優の柳俊太郎(※「柳」は木へんに夘)が出演することが24日、明らかになった。
「地図と拳」で直木賞を受賞した小川哲の小説を原作にした本作は、火星に10万人が移住した100年後の世界を舞台に、未知の力を持った謎の物体が現れたことで新たな時代が動き出すさまを描くSF。これまで発表されたキャストは、スリ・リン、菅田のほか、シム・ウンギョン、岸井ゆきの、菅原小春、宮沢氷魚、松尾スズキ、UA、松岡茉優、鈴木亮平、滝藤賢一、デイェミ・オカンラウォン、サンディ・チャン、宮沢りえ、吉岡秀隆ら。脚本を、アニメ「けいおん!」や「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」シリーズの吉田玲子が務める。演出は「きれいのくに」(2021)、「17才の帝国」(2022)などの西村武五郎ら。
柳が演じるのは、火星を支配する国際機関「ISDA」による個人識別チップの体内埋め込みを拒否し管理されることを拒む“タグレス”という火星の住人であるコーン。ISDAに不満を持つチップ(岸井ゆきの)、ポテト(米本学仁)と行動を共にする。
柳は映画『ゴールデンカムイ』の二階堂兄弟役などで知られ、今年映画5作品、ドラマ4作品と出演が相次ぎ、NHKでは現在放送中の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」で田沼意次(渡辺謙)の側近・土山宗次郎を演じた。現在ABEMAで配信中のドラマ「スキャンダルイブ」にも出演している。(石川友里恵)


