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山崎貴『アバター』キャメロン監督来日に駆け付ける「さっきまで怪獣映画を撮っていて…」

『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』ジェームズ・キャメロン監督と山崎貴監督
『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』ジェームズ・キャメロン監督と山崎貴監督

 3年ぶりに来日したジェームズ・キャメロン監督が10日、都内で行われた新作映画『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』(12月19日公開)のジャパンプレミアに登壇した。この日は『ゴジラ-1.0』の山崎貴監督が駆けつけ、キャメロン監督は山崎監督に深々とお辞儀をし、握手をするなどして敬意を表した。この日は俳優・シンガーソングライターの宮世琉弥も登壇した。

【画像】驚異の映像再び!『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』フォトギャラリー

 山崎監督は「今日、さっきまで怪獣映画を撮っていて、5時までに撮影を終えればキャメロン監督に会えるって。スタッフも協力して、巻いてくれました」と笑顔でキャメロン監督と握手。新作について「皆さんはまだ観ていないと思いますが、僕は観ました。観た方は皆さん、パンドラに行ってすごい冒険に出ていただくことになると思います」とその出来栄えを絶賛した。

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 さらに山崎監督は「技術的にすごい部分はたくさんあったのですが、キャラクターたちの魂がちゃんと見えてくるところがすごいと思いました。仲間や家族、いろんな複雑な思いを持った人たちが大きな流れの中に飲み込まれていって、有機的に絡み合っていく。そして泣かずにはいられない魂の物語に仕上がっている」とストーリーの完成度の高さにも言及。

 同席した宮世も「映像美が素晴らしい。アクションは最高峰のクオリティだと思いました。この映画のテーマ、家族愛や環境問題がいろんな人に伝わればいいなと思います」と山崎監督に同調していた。

 一報、山崎監督に「ゴジラ」の正確な日本語の発音を尋ねていたキャメロン監督は、山崎監督が製作している最新作『ゴジラ-0.0』(ゴジラマイナスゼロ)の内容に興味津々の様子。「これほどの偉大なるフィルムメーカーに、僕の映画の大変さを理解してもらえて嬉しい」と述べるなど、敬意を評していた。

 『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』は、神秘の星パンドラを舞台に、先住民族ナヴィと人類の戦いを描く大ヒット映画『アバター』のシリーズ第3弾。元海兵隊員でパンドラで家庭を築いた主人公ジェイク(サム・ワーシントン)と妻のネイティリ(ゾーイ・サルダナ)が、同じナヴィでありながらパンドラを憎む、アッシュ族を率いるヴァラン(ウーナ・チャップリン)の襲撃に立ち向かう。(取材・文:名鹿祥史)

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