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ジェームズ・キャメロン監督、3年ぶり来日 『アバター』最新作シガーニー・ウィーヴァーの演技絶賛

来日したジェームズ・キャメロン監督
来日したジェームズ・キャメロン監督

 10日、3年ぶりに来日したジェームズ・キャメロン監督が、都内で行われた映画『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』(12月19日全国公開)の来日ジャパンプレミアに登壇。本作の見どころを聞かれ、シガーニー・ウィーヴァー演じるキリに注目してほしいと呼びかけた。この日は俳優・シンガーソングライターの宮世琉弥、『ゴジラ-1.0』の山崎貴監督も登壇した。
 
 『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』は、神秘の星パンドラを舞台に、先住民族ナヴィと人類の戦いを描く大ヒットシリーズの第3弾。元海兵隊員でパンドラで家庭を築いた主人公ジェイク・サリー(サム・ワーシントン)と妻のネイティリ(ゾーイ・サルダナ)が、同じナヴィでありながらパンドラを憎む、アッシュ族を率いるヴァラン(ウーナ・チャップリン)の襲撃に立ち向かう。

【画像】宮世琉弥&山崎貴監督がキャメロンと対面『アバター3』来日イベント

 登壇したキャメロン監督は、日本の観客に向けて「こんにちは」「ありがとうございます」「どういたしまして!」と日本語であいさつ。最新作について「1作目を作った時は新しい世界に皆さんを誘いました。2作目(『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』)では(ジェイクの)ファミリーを深く知る作品にし、今回の作品ではその家族がいろんな危機に直面します。もちろん『アバター』らしいアドベンチャーやエモーショナルな世界は健在です」と新作をアピールする。

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 また「サリー家の長男が亡くなったところから物語が始まり、キッズたちの視点から世界が描かれます。父と息子の葛藤が描かれており、こういった家族の問題は世界共通のテーマでもあるので、皆さんにもきっと伝わると思います」と紹介したキャメロン監督は、作品の仕上がりに胸を張り「曖昧であったり、知的な感じにはしていない。ただただ、皆さんに旅路に出て楽しんでいただきたい。アクションも出てきます。でも内容についてはこれ以上はあまり言わない方がいいですね」とちゃめっけたっぷりな笑顔も見せた。
 
 さらにキャメロン監督は、見どころをあえて伏せつつ「世界最高峰の役者たちが出てくれている」と各キャラクターの魅力をアピール。中でも「キリのキャラクターをぜひチェックしてください」と、シガーニー・ウィーヴァーが演じる少女キリを推す。「彼女は声だけでなく全ての面でこの役を表現してくれました」とシガーニーの演技を絶賛していた。(取材・文:名鹿祥史)

映画『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』は12月19日より全国公開

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