ジョニー・デップ、東京コミコン終え心境「言葉にできないほど感動」

11月下旬から12月上旬にかけて8年ぶりの来日を果たした俳優ジョニー・デップが、7日に閉幕した「東京コミックコンベンション2025」(以降「東京コミコン2025」)参加後の心境を、関係者を通じてpeople.comに明かした。
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「東京コミコン2025」にセレブゲストとして参加したジョニーは、12月6日(土)と7日(日)の2日間で、世界初の撮影会&サイン会を実施。6日は深夜0時付近まで、7日も午後10時ごろまで、会場の幕張メッセにひとり残り、時間の許す限り日本のファンと交流した。ジョニーの撮影およびサインチケットは1枚7万5,000円(税込)と高額ながら、発売開始から10分足らずで完売している。
同サイトによると、ジョニーは「東京コミコン2025」で受けたファンの温かい歓迎に大きく心を揺さぶられたといい、関係者は「ジョニーは、今回受けたファンからの歓迎に、言葉にできないほど感動しています」と証言。「この数年間、彼を支え続けてくれた人々の存在を、本人はしっかりと感じ、認識したのです。8年ぶりの日本でしたが、その間に多くのことが変わった一方で、ジョニーに対する日本人の愛は、少しも揺らいでいませんでした」とも語っている。
ジョニーは来日中、自身が手がける没入型アート展覧会「A Bunch of Stuff - Tokyo」や約30年ぶりとなる監督作『モディリアーニ!』(2026年1月16日公開)のプロモーションにも励んだ。東京は「昔からの特別な場所」だというジョニーの様子について、同サイトは「また戻ってくる日を待ちきれない様子でした」と報告している。
一方で、「東京コミコン2025」では撮影会&サイン会の大幅な進行遅延により、高額なチケットを購入したにもかかわらず、ジョニーに会うことができなかったファンが多数いることも事実。コミコンの運営事務局は9日、ジョニーの撮影会・サイン会の運営に関して「当日の進行に遅延やスケジュール変更等が生じ、楽しみにお待ちいただいていた皆様に多大なるご迷惑とご不便をおかけする結果となりましたことを、東京コミコン運営事務局として深くお詫び申し上げます」と公式サイトで謝罪。今後について「関係各所と連携のうえ、状況の整理と今後の対応について慎重に協議を行っております」と明かしている。(編集部・倉本拓弥)


