『スタンド・バイ・ミー』元子役が死亡したロブ・ライナー監督を追悼

映画監督のロブ・ライナーさん(78)と妻ミシェル・シンガーさん(68)が現地時間14日に米カリフォルニア州・ロサンゼルスの自宅で遺体で発見されたことを受け、ライナー監督が手掛けた映画『スタンド・バイ・ミー』に出演したキャストが、追悼のメッセージを発表した。
『スタンド・バイ・ミー』で冒険に出る4人の少年のうち、ぽっちゃり気味の少年バーンを演じた俳優のジェリー・オコンネルは、People.comに「私たちみんながショックを受けています。彼ら(ウィル・ウィートン、コリー・フェルドマン)の代わりに話すことはできませんが、私にとっては両親を亡くしたような気持ちです」とコメント。
「私の人生の全ては、ロブ・ライナーのおかげで得たものなんです。子供たちも、妻も、全てです」というジェリーは、『スタンド・バイ・ミー』の撮影当時、ライナー監督が子役だった彼らを守ってくれたとも語り「彼は私たちをまとめ、しかもそのやり方は、教師や権威を持った人々のものとは違った。彼はただ特別だった。本当に優しい魂を持った特別な人だったんです」と言葉を寄せている。
また、メガネ姿で皮肉屋のテディを演じたコリー・フェルドマンは、X(旧Twitter)で、今回の件について「ひどいニュースだ」と投稿し「ショックと悲しみに包まれています。ロブ、あなたを愛しています。本当に寂しい」と追悼。ライナー監督について「彼は私たち全員に愛と慈悲を意味のある形で示してくれた、素晴らしい方でした。彼はそうして私たち4人の子役との間に絆と信頼を築き、人間的でエモーショナルな演技を引き出してくれたのです。ポジティブな役割/父親像を必要としていた私たちにそれを示すことのできる数少ない監督でした。このように恐ろしい形であなたの命が奪われたことに、心からお悔やみを申し上げます」とつづっている。
さらに、不良グループのリーダー、エースを演じたキーファー・サザーランドは、訃報を受けて「心が打ち砕かれている」とInstagramに投稿。「ロブは一緒に仕事をする喜びを得たなかでも、最も親切で紳士的な方の一人でした。ほんの若造だったころに、人生を変える機会を与えてくれたこと。永遠に感謝します」と追悼している。
Los Angeles Timesなどによると、ライナー監督とミシェルさんの遺体は、現地時間14日に娘のロミーさん(20)によって発見された。二人には刺されたとみられる傷があり、ロサンゼルス市警は二人を殺害した疑いで、息子のニック・ライナー(32)を逮捕したと発表した。(編集部・入倉功一)


