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『国宝』が最多7冠!日本映画大賞は『敵』 第80回毎日映画コンクール受賞結果発表

吉沢亮(2025年12月撮影)
吉沢亮(2025年12月撮影)

 「第80回毎日映画コンクール」の受賞作品と受賞者が16日に発表され、日本映画大賞は吉田大八監督の『』が受賞、主演俳優賞は『国宝』の吉沢亮が受賞。『国宝』は監督賞、脚本賞、撮影賞、美術賞、音楽賞、録音賞も受賞し、最多7冠となった。

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 毎日映画コンクールは1946年(昭和21年)、日本の映画産業の振興に寄与し、国民に映画の楽しさを広く伝えることを目的に、毎日新聞社とスポーツニッポン新聞社によって創設された映画賞。演技、作品のほか、撮影や美術、録音などのスタッフなど、幅広い部門を設けていることが特徴。各賞は、第一線で活躍中の映画評論家やジャーナリスト、専門家など約80人が選考にかかわり、今年の対象作品は2025年1月1日から12月31日までに国内で14日間以上、有料で劇場公開された作品。アニメーションおよびドキュメンタリー部門は、同期間に完成もしくは上映された作品が対象となる。

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 日本映画大賞に輝いた『敵』は、筒井康隆の同名小説を映画『桐島、部活やめるってよ』『騙し絵の牙』などの吉田大八監督がモノクロ映像で映画化。妻に先立たれた77歳の元大学教授が、生活が尽きる頃に命を絶つことを前提に自己管理を徹底した生活を送る中、ある日自宅のPC画面に「敵がやって来る」と不穏なメッセージが現れたことから、変化していく。長塚京三が12年ぶりに映画主演を務めたことでも話題を呼んだ。

 最多7冠の『国宝』は、吉沢の主演俳優賞のほか李相日が監督賞、奥寺佐渡子が脚本賞、ソフィアン・エル・ファニが撮影賞、種田陽平下山奈緒が美術賞、原摩利彦が音楽賞、白取貢が録音賞を受賞。吉田修一の同名小説を『フラガール』の李相日監督が映画化し、任侠の一門に生まれながら稀代の女形として才能を開花させる主人公・喜久雄を吉沢亮が演じた。歴代興行収入ランキングでは22年ぶりに邦画実写ナンバーワンを達成し、2025年の新語・流行語大賞のトップテン入りするなど社会現象となった。

 助演俳優賞は『宝島』の窪田正孝と『爆弾』の佐藤二朗が受賞。スポニチグランプリ新人賞は『愚か者の身分』の林裕太に贈られる。贈呈式は、2月10日、都内めぐろパーシモンホールで行われる。

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 受賞結果一覧は下記の通り。(編集部・石井百合子)

第80回毎日映画コンクール受賞結果一覧

日本映画大賞:『敵』(吉田大八監督)
外国映画ベストワン賞:『ワン・バトル・アフター・アナザー』(ポール・トーマス・アンダーソン監督)
主演俳優賞:吉沢亮『国宝』
助演俳優賞:窪田正孝『宝島』
助演俳優賞:佐藤二朗『爆弾』
スポニチグランプリ新人賞:林裕太『愚か者の身分』
監督賞:李相日『国宝』
脚本賞:奥寺佐渡子『国宝』
撮影賞:ソフィアン・エル・ファニ『国宝』
美術賞:種田陽平、下山奈緒『国宝』
音楽賞:原摩利彦『国宝』 
録音賞:白取貢『国宝』
大藤信郎賞:『普通の生活』(水尻自子監督)
ドキュメンタリー映画賞: 『よみがえる声』(朴壽南、朴麻衣監督)
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