佐藤二朗、民放GP帯連ドラ初主演!橋本愛と“秘密の夫婦”に 秋元康企画の考察ミステリー「夫婦別姓刑事」放送決定

俳優の佐藤二朗と橋本愛が、4月期のフジテレビ系火9ドラマ「夫婦別姓刑事(ふうふべっせいでか)」(4月14日スタート、毎週火曜よる9時~)でダブル主演を務めることが明らかになった。佐藤は本作が民放ゴールデン・プライム帯(GP帯)の連続ドラマ初主演、橋本はフジテレビ系連ドラ初主演となる。企画・原案を秋元康が手掛ける。
本作は、東京・中野区にある地域密着型の沼袋警察署を舞台に、抜群のコンビネーションを誇る名バディ刑事が、実は「夫婦」であるという秘密を隠しながら事件に挑むミステリー。警察内にある「夫婦は同じ部署に配属してはならない」という暗黙のルールにより、バレたら即異動という危機に直面している二人が、別姓のままバディを組み、職場では単なる同僚を装う姿が描かれる。
佐藤が演じるのは、几帳面な性格の沼袋署刑事課強行犯係の係長・四方田誠。近年は映画『爆弾』での怪演が話題を呼び、報知映画賞、毎日映画コンクール、ブルーリボン賞などで助演男優賞を総なめにした佐藤だが、本作が民放GP帯連ドラ初主演となる。佐藤は「特に気負いはない。嘘。少しある」とユーモアを交えつつ、「いい芝居をして、いい作品を皆様に届ける。それが(これまで共に戦ってきた)テレビマンたちへの恩返し」と意気込みを語る。
一方、正義感の強い努力家の主任刑事・鈴木明日香を演じる橋本愛は、昨年放送の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」で主人公の妻を好演し、話題に。本作では佐藤との年齢差を越えた夫婦役に挑む。橋本は「初めましての佐藤二朗さんとの、夫婦としての関係性を面白がってもらいながら、いかに愛着を持ってもらえるか」と新境地への挑戦を楽しみにしている様子だ。
物語の前半では、沼袋署員たちの日常をコミカルな会話劇で描きつつ、その裏では、ある連続殺人事件が進行。物語が進むにつれ家族をも巻き込む連続殺人事件へと変貌していく。企画・原案の秋元康は近年では、ドラマ「あなたの番です」(2019年/日本テレビ系)が考察ブームを巻き起こし、2021年には劇場版が公開。本作に「“夫婦別姓”というニュースが話題になった頃、別姓の二人が実は夫婦であることを隠して同じ職場で働いていたら……という妄想を膨らませて企画しました」とコメントしている。脚本を『六人の嘘つきな大学生』の矢島弘一、演出を『コンフィデンスマンJP』の田中亮らが担当する。
佐藤、橋本、秋元(企画・原案)、小原一隆(プロデューサー)のコメント全文は下記の通り。
佐藤二朗
「僕は30代40代の頃、本当に沢山の連ドラに出た。僕が出始めた頃は、すでに“トレンディドラマブーム”は過ぎ、“ドラマを作れば高視聴率”という時代も終わっていた。それでもスタッフ、キャストたちは、限られた制約の中で、少しでも良い作品にするため、必死だった。次から次へ産み出し、消費されゆく宿命を持つ中にあって、テレビマンたちは、昔も今も、もがき、苦しみ、試行錯誤を繰り返している。そんなテレビマンたちと沢山の仕事をしてきたこと、沢山の連ドラに出演してきたことは、僕の誇りだ。今回は主演という立場だが、特に気負いはない。嘘。少しある。だけど僕は今まで沢山の主演を支えてきた。なるべく、なるべくいい芝居をして、いい作品を皆様に届ける。それがあの頃のテレビマンたちへの恩返しで、今も変わらずもがき、苦しみ、試行錯誤を繰り返してるであろうテレビマンたちと一緒に僕ができる、唯一のことだ」
橋本愛
「今回、コメディーの仮面を被ったミステリー、ということで、これまで真正面から挑戦したことのない作品に参加させていただきます。軽やかに、それでいて心地いい作品の空気感を作ることができるのか。考察を楽しんでいただけるように、精度の高いミステリーをお届けできるのか。初めましての佐藤二朗さんとの、夫婦としての関係性を面白がってもらいながら、いかに愛着を持ってもらえるか。どんな困難や複雑な問題が生じても、誠実に、真摯に向き合っていきます。ひとつひとつの新たな挑戦と、これから素敵な皆さまとものづくりを共にすることを、心から楽しみにしています」
企画・原案・秋元康
「“夫婦別姓”というニュースが話題になった頃、別姓の二人が、実は夫婦であることを隠して、同じ職場で働いていたら、色々、不都合があるんだろうなあ。しかも、その職場が警察署の刑事課だったら? 家庭で食事をしながら、殺人事件のことを話すんだろうか?そんな妄想を膨らませて企画しました。主演が佐藤二朗さん、橋本愛さん、脚本が矢島弘一さん、そして、演出を田中亮さんが担当するわけですから、面白くないわけがありません。是非、リアルタイムでご覧ください」
プロデューサー・小原一隆(フジテレビ第1スタジオ)
「秋元さんからこの企画の骨子を初めて聞いた時に、めちゃめちゃ面白そう! と興奮したのを覚えています。そしてそれを、佐藤二朗さんと橋本愛さんという実力派のおふたりがやっていただけることになって面白くなることを確信し、さらに、今はまだ言えませんが二朗さんと橋本さんの周りを固めるキャスト陣も見えてきたところで、何にかは分かりませんが“勝った!”と思いました(笑)。秋元さんのアイデアを、コメディー部分、サスペンス・考察部分の両方を膨らませてオリジナルの脚本に落とし込んで頂いている矢島さんとの本打ちもめちゃめちゃ楽しいですし、いつか一緒に作品を作ってみたいと思っていた田中監督との演出プランなどの会話も、面白くなること以外は想像できず、まだリハーサルすらしていませんが、すでに出来上がりが楽しみです」


