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「ばけばけ」高石あかり、セリフ覚えに変化 トキ役で得た確かな成長

「ばけばけ」ヒロイン・トキ役を務めてきた高石あかり
「ばけばけ」ヒロイン・トキ役を務めてきた高石あかり - (C)NHK

 連続テレビ小説「ばけばけ」(NHK総合・月~土、午前8時~ほか)が、いよいよ最終週に突入する。1年にわたる撮影期間を通して、主人公・トキと向き合ってきた高石あかり(高=はしごだか)が、朝ドラヒロインを経験しての変化や、長く共演してきたトミー・バストウ(ヘブン役)への思いを語った。

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 連続テレビ小説の第113作「ばけばけ」は、松江の没落士族の娘・小泉セツとラフカディオ・ハーン(小泉八雲)をモデルに、西洋化で急速に時代が移り変わっていく明治日本の中で埋もれていった人々をフィクションとして描く。「怪談」を愛し、外国人の夫と共に、何気ない日常の日々を歩んでいく夫婦の物語。

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 2月7日にクランクアップを迎えた高石は、「まずはじめに『ばけばけ』でよかったです。その思いがすごく大きいです」と本作に対する感謝の気持ちを述べる。「『ばけばけ』だったからこそ楽しかったし、スタッフやキャストの方々との出会いも含め、この題材であったり、この物語であったり、全部が私にとって、完璧だったと言えるような作品だったと思います」

 『ばけばけ』で朝ドラヒロインになれたことは「奇跡でした」とも明かし、「あまりにも自分にフィットしていて、現場が楽しかったし、一年間この作品に携われてよかった。朝ドラをやることで、(役者としても)セリフ覚えがすごく早くなりました。それは確実です。覚えにくいセリフであっても、時間がなく、毎日撮影なので、弱音は言ってられません。一語一句セリフを覚えるのが前日だったりというのもありましたが、これが朝ドラの洗礼かなと思って頑張りました」と激動の日々を振り返った。

(C)NHK

 演じたトキについては、ヒロイン発表の際、脚本のふじきみつ彦から「高石あかりさんのままでやってください」と声をかけられたという。「その時に『私ってなんだろう』と考えました。でも、すぐに違和感なく、そのままの自分でトキを演じるようになりました」とも回顧。「トキを通じて、自分の経験した過去が甦ってきたり、前に自分が考えていた感情が重なったり、不思議な経験ができました」

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 トキを演じる中で「自分に似ているな、私っぽいな」と思う瞬間も多かったそうだが、途中からその感情がなくなったとも述べた。

 「役が馴染んだのかどうかはわかりませんが……最初で言うと、傳さん(堤真一)から『私の子供ではないぞ』と告げられたとき、トキは『しっちょります』と言いましたが、その言葉選び、強さを素敵だなと思ったりしたんです。私だったらどうするかなと考えました。それからシーンを重ねて、その後は何も考えずに、現場にいるだけで、勝手にトキが湧いてくるようになりました。そこに逆らわずやろうって。これまでは役をつくって、ただ役を生きるだけでした。自分が演じて、役の感情に引っかかったりすることはあまりなかったんです。『ばけばけ』はそういう今までとは違う、初めての感覚がたくさんありました。そこで湧いた感情の瞬発力を、これからのお芝居にも生かしたいです」

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 夫婦役として苦楽を共にしたトミーは「すごく自由な方という印象でした」と振り返る。「でもすごく周りの方を見ていて、優しくて、チャーミングな部分がすごくヘブンというキャラクターにも溢れ出ていたと思います。トミーさんだからこそ、ヘブンは魅力的な存在であったと思います」と印象を述べ、「トミーさんの自由さに引っ張られる部分もたくさんありました」とトミーとの共演が自分に与えた影響も紹介した。

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 「自分は凝り固まった部分を和らげたい、こうでなきゃという感情を外したいと思うタイプなんです。トミーさんはそれが最初から外れていて、そこに憧れを持ちました。セリフも、ただ言っている感じではなく、きちんと役を生きているからこそ出てくる言葉という感じがしました」とトミーとの共演で学びも多かったとのこと。「最初から、トミーさんとは気が合う感覚がありました。それは最後まで変わりませんでした。どんどんお互いが支えになっている感覚が生まれました。私の支えでもあり、トミーさんの支えでもあるんです。そこがすごく心強かったし、ヘブンに対して、守ってあげたいという部分を私もその後、どんどん積み重ねていった感覚があります」

 最終週となる第25週「ウラメシ、ケド、スバラシ。」については、「こんなにも愛していただけてすごく嬉しい。先週ようやく『怪談』の話が出てきましたが、それが二人にとってどういう形になるのか、最後まで見ていただけたら嬉しいです。二人にいつか訪れるだろう瞬間も出てきます。それをリアルタイムで皆さんに見届けていただきたいです」とアピールしていた。(取材・文:名鹿祥史)

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