大森元貴&菊池風磨『#真相をお話しします』ポルト国際映画祭で受賞 オリエントエクスプレス部門最優秀作品賞

TBSは9日、大森元貴(Mrs. GREEN APPLE)と菊池風磨(timelesz)が主演を務めた映画『#真相をお話しします』(2025)が、第46回ポルト国際映画祭のオリエントエクスプレス部門で最優秀作品賞を受賞したと発表した。
『迷宮のしおり』寺西拓人&SUZUKA&齋藤潤、アニメキャラに成り切り舞台あいさつ登場!
ポルトガル・ポルトで開催されている同映画祭は、1981年の創設以来、SF、ホラー、スリラー、サスペンスなどファンタジー作品を対象としたジャンル映画祭。シッチェス・カタロニア国際映画祭、ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭と並ぶ“世界三大ファンタスティック映画祭”のひとつ。第46回となる今回は2月27日から3月8日にかけて開催され、『#真相をお話しします』は、監督週間(コンペティション)部門に正式招待。豊島圭介監督も現地を訪れ、舞台あいさつに立っていた。
今回受賞した「オリエントエクスプレス部門」は、同映画祭のファンタジー長編映画部門および監督週間部門に選出された作品の中から、アジア映画の最優秀作品を選出する部門。日本作品を含む計10作品がノミネートされ、その中から『#真相をお話しします』が最優秀作品賞に選ばれた。
本作は、作家・結城真一郎によるどんでん返しミステリーの実写映画化作品。人生のドン底にいた警備員の桐山(菊池)は、あるビルの警備室で知り合った鈴木(大森)と、視聴者参加型の暴露チャンネル「#真相をお話しします」をきっかけに親交を深めていく。衝撃的な暴露に高額の投げ銭が飛び交うなか、ついに警備室の二人にチャンスがやって来るのだが……。日本では2025年4月25日に公開され、興行収入21億円、観客動員数150万人を突破するヒットとなった。
トロフィーを受け取った豊島監督は、流ちょうな英語でスピーチ。「オリエントエクスプレス部門の大賞をいただき大変光栄です。上映のあと、10代の女の子がお父さんと一緒に僕のところに来て“映画を見てとても感動した”と言ってくれました。彼女の表情からもその感激ぶりが伝わってきて、それを見て僕も感動してしまいました。この映画を作っている時から、若い観客に届くといいなと思いながらやってきました。インターネットやSNSの危険な側面をテーマにしたこの映画は、ネットは得意だけどまだ成熟しておらず傷つきやすい若い世代の観客に届けたいと。なので、ポルトの10代の観客に届いたのを見て感動したんです。とにかく今は一目散に東京に戻って、この賞をいただいた喜びを、この映画のチームと、そして家族と分かち合いたいと思います」と喜びを語った。
また、本作の選出理由について、映画祭プログラマーのベアトリシュ氏は「この映画は世界に向けて語りかける。なぜならインターネットやソーシャルメディア、リアリティショー、そして現代の若者たちの生活を支配する、あらゆるものについて描いているからだ。題材そのものもさることながら、作品自体もまた関連性を持つ。重要なテーマであるだけでなく、優れた監督と良質な物語、そして良質な映画に求める要素がすべて揃っている。だから最優秀作品賞に相応しいと考えた」と説明している。


